テレワークの導入は、通勤ストレスからの解放や、仕事と育児・介護などの両立など様々なメリットがある一方で、情報セキュリティ管理を怠ると「情報漏洩(ろうえい)による取引停止や損害賠償」「社内データ消失による業務の遅延・停止」などの脅威にもさらされる。そこで総務省では、「テレワークのセキュリティ あんしん無料相談窓口」を設け、幅広い質問や疑問などに対応している。

 「相談窓口は、企業・団体・自治体などのテレワークを推進するために開設したもので、どなたでも無料で利用できます。導入前の質問や疑問、導入後の不安などについて、初歩的なことから幅広くセキュリティの専門家がサポートします。情報セキュリティというと、技術的なことばかりに目がいくかもしれませんが、社内のルールづくりや、従業員のリテラシーを向上させるための教育、セキュリティ事故の発生に備えた対応体制を整備しておくことも大切です。そういったソフト面のアドバイスも行っています」

 相談する場合は、総務省のホームページ「テレワークのセキュリティ あんしん無料相談窓口(下記参照)」から申し込むことができる。申請フォームに必要事項を書き込み送信すると、担当者から相談日程などを決めるメールが届く仕組みだ。

 「相談はオンライン会議形式、もしくはメールや電話でのやりとりとなります。『まだオンライン会議はしたことがないから不安』という方は、この相談窓口のオンライン会議を利用して、専門家とやりとりしながらオンラインシステムの不安を解消していくという使い方でもかまいません。安心できるテレワーク環境を整えてもらうのが目的ですから、わからないことがあればお気軽にお問い合わせください。新型コロナウイルスの影響もあり、企業の業務もテレワークやデジタル化が進みました。この状況をきっかけに、中小企業の皆さんも情報セキュリティ管理を見直していただければと思います」

 ◎「テレワークのセキュリティ あんしん無料相談窓口」の相談受付は、ガイドラインやチェックリストも掲載した情報セキュリティ管理に便利に使える総務省のサイトからご確認ください。

 もし、セキュリティについて不安に感じているのであれば「テレワークのセキュリティ あんしん無料相談窓口」は悩みを幅広く受け止めてくれるので、間違いなく強い味方になってくれそうだ。ただし締め切りは令和3年の3月まで。気になる人は、早めに申しこんでおこう。