【写真】スパコンにも使われた 杉並電機の精密な金属端子
東京都羽村市の杉並電機は、電子機器につなぐコネクターの金属端子(たんし)を作る会社です。サブミクロン(1万分の1ミリ)単位の精度を要する精密部品の、金型設計からプレス加工までを自社で手がけています。スーパーコンピューターに使われるほどの技術力を誇る、杉並電機の金属端子を写真で紹介します。
東京都羽村市の杉並電機は、電子機器につなぐコネクターの金属端子(たんし)を作る会社です。サブミクロン(1万分の1ミリ)単位の精度を要する精密部品の、金型設計からプレス加工までを自社で手がけています。スーパーコンピューターに使われるほどの技術力を誇る、杉並電機の金属端子を写真で紹介します。
高い技術力を持つ杉並電機ですが、3代目社長の福田礼彦さんは、競争環境が厳しくなるなかで「生産性」に対する危機感を強くします。そこで身近なツールを用いて作業の進捗を可視化し、残業時間削減などを実現していきました。福田さんの取り組みはこちらの記事から読めます。
杉並電機が製造する端子の断面(杉並電機提供)
杉並電機が製造する端子(杉並電機提供)
杉並電機が製造する端子とその断面(杉並電機提供)
スーパーコンピューターに使われる端子の拡大図。差し込んだ基盤にダメージを極力与えないよう、滑らかな形状が求められる(杉並電機提供)
スーパーコンピューターに使われる端子。差し込んだ基盤にダメージを極力与えないよう、滑らかな形状が求められる(杉並電機提供)
スーパーコンピューターに使われる端子。差し込んだ基盤にダメージを極力与えないよう、滑らかな形状が求められる。左下は拡大図(杉並電機提供)
スクリーン(右側)に進捗が投影される製造現場
プレス加工の製造ライン。プレス加工は1分間に数百回のペースで行われる
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