目次

  1. 熱中症警戒アラートとは 2024年7月6日は22都府県
  2. 熱中症警戒アラート発表時の熱中症対策

 環境省の特設サイトによると、熱中症警戒アラートは、気温が高齢者や乳幼児など熱中症にかかりやすい人に危険な影響を与えるおそれがあるときに発表される情報です。

 府県予報区等内において、いずれかの暑さ指数情報提供地点における、翌日・当日の日最高暑さ指数(WBGT)が33(予測値)に達する場合に発表します。全国の情報提供地点(約840地点)の暑さ指数(WBGT)は、熱中症予防情報サイトで確認できます。

 環境省が2024年7月6日に熱中症警戒アラートを発令した県は以下の通りです。

 埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、静岡県、三重県、兵庫県、和歌山県、広島県、島根県、鳥取県、徳島県、愛媛県、高知県、山口県、福岡県、大分県、長崎県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県。

 熱中症警戒アラート発表時、脱水状態にある人、高齢者、乳幼児、からだに障害のある人、肥満の人、過度の衣服を着ている人、普段から運動をしていない人、暑さに慣れていない人、病気の人、体調の悪い人などが、熱中症にかかりやすいのでとくに注意が必要です。

 熱中症を疑う症状としては、めまい・失神・筋肉痛・筋肉の硬直・大量の発汗・頭痛・不快感・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感・意識障害・けいれん・手足の運動障害・高体温などがあります。

 環境省は、以下のような対策を心がけるよう呼び掛けています。

  • 室内等のエアコン等により涼しい環境にて過ごす。できない場合は、衣服を緩めることや重症化等の予防に、皮膚を濡らしてうちわや扇風機であおぐことや、氷やアイスパックなどで冷やすことも考えられます。
  • こまめな休憩や水分補給・塩分補給
  • 身近な場所での暑さ指数(WBGT)を確認した上で、涼しい環境以外では、原則運動は行わない対策の実施
  • 熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」は自ら積極的に対策を実施し、周囲も声かけを実施