サーキュレーション

新規事業やマーケ、DXなど、高度な経験や知見をもつ外部のプロ人材を活用して企業の課題解決を支援するプロシェアリングサービスを提供。約1万5000人が登録し、2100社以上が利用している。

起業なら自分が社会を救える

――学生時代から起業志向だったんでしょうか?

 地元の静岡県富士市で1番大きい進学塾の息子に生まれました。同じ学校の子に負けられないから、1~2年先の勉強もさせられて、成績はずっと1番。家に帰っても学校でも「1番をとりなさい」という環境です。父は「とにかく勉強しろ」という怖い鬼塾長で、母親も教員。勉強がすごく嫌いになりました(笑)。多様性のないレースを徹底的にすることに違和感を感じました。

 本を読むことはとても好きでした。中学生の頃から、書籍に出てくるような、社会革命を起こして人を率いる革命家や、自分の夢を持って社会に尽くす発明家、思想を元にみんなを動かす哲学家にあこがれるようになりました。

 高校生の時は美術部でしたが、特に憧れたのは、最も言語化しづらいアートや音楽のクリエーター。親との亀裂はこのときに走っていたかもしれませんね。僕のように性格が強くて自分で進んでいきたいという2代目に反抗されている創業者のお父さんも多いんじゃないでしょうか。

 ただ、父は「学習塾を継げ」とは一切言わなかったです。父は京大の哲学科をでて、哲学と向き合う中で教育に取り組んだ人だったので、そこはビジョナリーだったと思います。

 高校生になって、現実的に革命家や発明家になれるかと考えたとき、この平和な日本で革命なんか起こせるわけない、今から哲学家になるのも難しいと思い始めました。しかし、起業なら自分の身一つで、自分が社会を救えるんじゃないかと憧れを持ち始めたのが原点です。

(続きは会員登録で読めます)

ツギノジダイに会員登録をすると、記事全文をお読みいただけます。
おすすめ記事をまとめたメールマガジンも受信できます。