営業時間変更のお知らせ方法や例文を紹介　GoogleやSNSにも対応

営業時間変更のお知らせの重要性

　たとえば、新型コロナの影響で営業時間の変更が必要になっている小規模な店の多くは、店頭での貼り紙で対応していました。

　しかし、変更したことを顧客に伝えるのは難しく、店を訪れた人が「営業しているかわからず行ってみたら営業終了していた……」と帰ってしまう場合もあります。

　こうしたケースを減らすため、顧客がどこから情報を得ているかを逆算して伝え方を見直すことは大切です。すべての経路に対応するのは非効率ですので、それぞれの企業・店舗にあった方法を選んでください。

営業時間の変更の文例

　まずは、顧客に伝えるための営業時間の変更の文例です。新型コロナの影響を例に、なるべくシンプルな文案を紹介しますが、各店舗の状況に応じて文章を変更または追加してください。

営業時間の変更のお知らせ

新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言により、下記のように営業時間を変更させて頂きます。

変更後の営業時間

10:00～20:00

営業時間を変更する期間

2021年4月○日～緊急事態宣言解除まで（社会情勢により期間を変更する場合があります）最新情報は、公式サイト（Twitter、Instagramなどでも可）でご確認ください。

連作先

店舗名　○○
URL　　○○○

Googleマイビジネスで営業時間の変更を伝える

　顧客が行きたい店舗の営業時間を調べるために、まずやることは何でしょうか。顔なじみの店ならば電話をかけるかもしれませんが、Googleなどの検索エンジンで営業時間を調べることが考えられます。

　Googleマイビジネスとは、Google 検索や Google マップなどに店舗情報を表示し、管理することができる無料ツールです。そこで、Googleマイビジネスで店舗を登録している場合は営業時間を変更してみましょう。

　住所、営業時間、サービス提供地域、電話番号、ウェブサイト、写真など様々な情報を登録できます。今回お勧めするのは、特定の期間中の営業時間を変更する場合に使える「特別営業時間」です。特別営業時間を設定すれば、通常の営業時間を変更せずに設定できます。

　具体的には、Googleマイビジネスの管理画面から「情報」をクリックし、そのなかの「特別営業時間を追加」を編集してください。

Instagramのハイライトで営業時間の変更を伝える

　Instagramでファンとつながっている店なら、ハイライト機能を活用する方法があります。ハイライトとは、投稿から24時間で消えてしまうストーリーを自分のプロフィール画面上に表示させ続けられる機能です。

　長崎県上五島町の「Goto Adventure Inn」の投稿を参考に、ハイライトを設定する過程を紹介します。

　今回は投稿済みのストーリーからハイライトを作成する方法を紹介します。まず、投稿したストーリーを選び、右下の「ハイライト」をタップします。すると、「ハイライトに追加」という画面が出るので「新規」を選んでください。次の画面でハイライトのタイトルを入力してください。

　ハイライトのタイトルを入力し「完了」を押せば、「ハイライトに追加されました」と表示されます。プロフィールの下に作成したハイライトが追加されれば成功です。

Twitterの固定ツイートで営業時間の変更を伝える

　Twitterでファンとつながっている場合は、固定ツイートを使う方法があります。「営業時間変更」で検索すると、たくさんの事例が見つかりますので参考にしてください。営業変更のお知らせを画像にして添付すると、より多くの人の目にとまりやすくなります。

　ツイートを固定する具体的な方法は、投稿後のツイートの右上をタップまたはクリックするとメニューが出てきますので「プロフィールに固定する」を選んでください。

LINE公式アカウントで営業時間の変更を伝える

　LINEの公式アカウントとは、店舗などで活用できるLINEビジネス用アカウントのことです。営業時間や連絡先などを記した基本情報を記載するプロフィール画面は、アカウントを友だち追加する上で表示される画面です。この基本情報を更新することで、最新の営業時間を「友だち登録」した顧客に届けることができます。

　詳しい設定方法は、LINE公式アカウントの管理画面マニュアルを参考にしてください。

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