若い後継ぎが酒蔵改革をリード

 日本酒(清酒)は今、二極化が進んでいます。全体の出荷量は減少傾向ですが、単価の高い純米酒および純米吟醸酒に限れば、10年前から23.2%も増加しています。それらの酒造りをリードしているのが、30~40代の若い後継ぎです。

 かつては杜氏(とうじ)と呼ばれる製造責任者が、農閑期の季節労働者として酒造りを担うのが一般的でした。

 しかし、少子高齢化で杜氏を担う人材が少なくなり、現在は経営を担う蔵元自身が製造にもタッチする酒蔵が増えています。杜氏も季節労働から通年雇用に切り替わるなど、会社組織としての生産管理が進んでいます。

 Podcastでは、ツギノジダイで記事化した新政酒造(秋田市)8代目、楯の川酒造(山形県酒田市)6代目、愛知県半田市で銘酒「敷嶋」の復活に挑む9代目など、30~40代の後継ぎの挑戦を紹介しながら、酒蔵の変革や事業承継の未来を展望しています。ツギノジダイに会員登録(無料)すると、Podcastをお聞き頂けます。

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