目次

  1. たしろ薬品とは
  2. たしろ薬品が紛失した顧客情報
  3. 顧客情報紛失が発覚した経緯
  4. 問い合わせ先

 たしろ薬品は、1956年(昭和31年)4⽉創業。公式サイトによると、⾸都圏ターミナルを中⼼に化粧品などのショップを展開しています。

 化粧品販売店「THE COSMETIC TERRACE BlueStripe ルミネ横浜店」で紛失した顧客情報とは、2011年1月27日~2022年7月10日、カネボウ化粧品の商品を購入しメーカーの顧客管理システムに登録した1万1147人分の顧客情報(氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、購入履歴)といいます。

 このうち、1762件は氏名のみの情報だったといいます。

 2022年7月10日は「THE COSMETIC TERRACE BlueStripe ルミネ横浜店」の最終営業日でした。翌11日から撤去作業を開始しました。その際、顧客データの移行が必要なため、全データをUSBメモリへ保存しました。

 12日には顧客情報の入ったUSBメモリをカネボウ化粧品担当者から店長へ受け渡したのですが、閉店作業に忙殺されるあまり、その後のUSBメモリの保管取り扱いについて失念してしまったといいます。

 20日に顧客からの問い合わせがあり、購入履歴を検索するため、USBメモリを探したが、見つからず、21日に紛失が発覚したといいます。

 警察、個人情報保護委員会に連絡した後、8月15日から対象となる顧客に書面での連絡を開始したといいます。

 たしろ薬品は公式サイトで「管理体制の見直し、情報管理ルールの再徹底を行うことで再発防止に努めて参ります」と説明しています。問い合わせ先は、公式サイト上に記載されています。