たしろ薬品、ルミネ横浜店で個人情報1.1万件入りUSBメモリを紛失
たしろ薬品(横浜市)は2022年8月15日、化粧品販売店「THE COSMETIC TERRACE BlueStripe ルミネ横浜店」で、カネボウ化粧品の商品を購入しメーカーの顧客管理システムに登録した1万1147人分の顧客情報が入ったUSBメモリを紛失したと発表しました。クレジットカード情報は含まれていないと説明しています。
たしろ薬品(横浜市)は2022年8月15日、化粧品販売店「THE COSMETIC TERRACE BlueStripe ルミネ横浜店」で、カネボウ化粧品の商品を購入しメーカーの顧客管理システムに登録した1万1147人分の顧客情報が入ったUSBメモリを紛失したと発表しました。クレジットカード情報は含まれていないと説明しています。
たしろ薬品は、1956年(昭和31年)4⽉創業。公式サイトによると、⾸都圏ターミナルを中⼼に化粧品などのショップを展開しています。
化粧品販売店「THE COSMETIC TERRACE BlueStripe ルミネ横浜店」で紛失した顧客情報とは、2011年1月27日~2022年7月10日、カネボウ化粧品の商品を購入しメーカーの顧客管理システムに登録した1万1147人分の顧客情報(氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、購入履歴)といいます。
このうち、1762件は氏名のみの情報だったといいます。
2022年7月10日は「THE COSMETIC TERRACE BlueStripe ルミネ横浜店」の最終営業日でした。翌11日から撤去作業を開始しました。その際、顧客データの移行が必要なため、全データをUSBメモリへ保存しました。
12日には顧客情報の入ったUSBメモリをカネボウ化粧品担当者から店長へ受け渡したのですが、閉店作業に忙殺されるあまり、その後のUSBメモリの保管取り扱いについて失念してしまったといいます。
20日に顧客からの問い合わせがあり、購入履歴を検索するため、USBメモリを探したが、見つからず、21日に紛失が発覚したといいます。
警察、個人情報保護委員会に連絡した後、8月15日から対象となる顧客に書面での連絡を開始したといいます。
たしろ薬品は公式サイトで「管理体制の見直し、情報管理ルールの再徹底を行うことで再発防止に努めて参ります」と説明しています。問い合わせ先は、公式サイト上に記載されています。
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