目次

  1. コロナ禍で守りの経営 同時に新たな「種まき」も準備
  2. シャッター商店街エリアが再開発で人口増の可能性
  3. オンラインレッスンを勧めなかった理由 強みは「駅前」と……
  4. コンセプトは「互いを認め合うスタジオ」「駅ササイズ」
  5. 駅ササイズ、レッスンは40種以上 講師同士の連携強める
  6. 広告費をかけず「営業力・人脈」生かした新たな挑戦 

 JR木更津駅西口近くでフラダンス教室「あーねらふらすたじお」を運営する梶千恵子さんは、2018年のらづビズの開始直後から定期的に相談に訪れています。実家で代々承継されている陶器店、フラワーソープなどを販売する雑貨店、そして自身が講師を務めるフラダンス教室、と多角的に事業展開しています。

らづビスでの相談の様子

 新型コロナウィルスの感染拡大期、高齢の両親と暮らす梶さんは、しばらくは人との接触を控える「守りの経営」を決断しました。一方で、新たな打ち手となる「種まき」の作戦会議をらづビズで重ねていました。

 梶さんは自社所有物件の空き部屋を改装し、フラダンス教室の第2スタジオとして利用しようと考えていました。そして、使用しない時間帯はレンタルスタジオとして貸し出すことも検討していました。この改装プランに対し、らづビズは相乗効果を得られる策を提案しました。

 らづビズは、空き所有物件の潜在的な価値に着目しました。この建物は木更津駅から徒歩数分の旧中心市街地にあるものの、周囲はシャッター商店街となっていました。

 ただし、木更津市は、木更津港付近の再開発計画を進めており、港まで徒歩圏内の木更津駅前には市による「街なか居住マンション建設補助事業」による分譲マンション新設と今後の居住人口増加が見込まれていました。

再開発計画で今後の人口増加が見込まれるJR木更津駅周辺

 ビジネスモデルについても一緒に考えました。2020年当時、コロナ対策のひとつとして「オンラインレッスン」の必要性は多く叫ばれていましたが、らづビズは二つの理由からオンラインレッスン開始を勧めませんでした。

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