最繁忙期とは JRの2024年度のGW・お盆・年末年始の新幹線料金
JR東海・西日本・四国・九州の新幹線・特急列車はシーズン別の指定席特急料金を改定し、利用者の多いゴールデンウィーク(GW)・お盆・年末年始に通常期の400円増しの「最繁忙期」を新たに設定し、これまで3段階だった料金設定が4段階になりました。2024年度の最繁忙期はいつなのか、適用される新幹線・特急列車を紹介します。
JR東海・西日本・四国・九州の新幹線・特急列車はシーズン別の指定席特急料金を改定し、利用者の多いゴールデンウィーク(GW)・お盆・年末年始に通常期の400円増しの「最繁忙期」を新たに設定し、これまで3段階だった料金設定が4段階になりました。2024年度の最繁忙期はいつなのか、適用される新幹線・特急列車を紹介します。
目次
最繁忙期とは、JR各社がシーズン別に設定した指定席特急料金の一つで、利用者の多いゴールデンウィーク(GW)・お盆・年末年始が対象になります(一部は通年同額)。シーズン別の指定席特急料金には以下の4段階があります。
JR東日本が2022年4月から東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸の各新幹線と一部の特急列車で導入していました。
今回、新たにJR東海・西日本・四国・九州も2023年4月から導入することとしました。JR東海などで4段階がそれぞれ適用される日数と前年からの増減は次の通りです(▲はマイナス)。
たとえば、東京―新大阪の「のぞみ」を片道大人1人で指定席を利用する場合、2023年8月16日(最繁忙期)は1万5120円ですが、8月17日(通常期)は1万4720円となります。
JR東海・西日本・四国・九州と、JR東日本では、シーズン別の指定席特急料金の設定されている適用日が異なるので注意が必要です。最繁忙期でも大きく異なります。
2024年度のJR東海・西日本・四国・九州の最繁忙期は19日間です。具体的には次の通りです。
2024年度のJR東日本の最繁忙期は以下となります。詳しくはJR東日本の公式サイトで確認してください。
シーズン別指定席特急料金が適用される列車を鉄道会社ごとに整理しました。快速列車は一部列車を除き通常期と閑散期のみの設定ですが、適用日カレンダーの見直しにより、閑散期が拡大します。
・東海道新幹線
・在来線特急列車(ただし、踊り子号・ふじさん号を除く)
・山陽新幹線
・在来線特急列車
・在来線特急列車
・九州新幹線
・西九州新幹線および在来線特急列車(現在と同様で閑散期は適用せず、適用日カレンダーが変更となります)
・上記のJR各社間をまたがって運行する新幹線および在来線特急列車
・しなの号
・サンライズ号
・東北・山形・秋田・上越・北陸の各新幹線。北海道新幹線(JR北海道)・北陸新幹線(JR西日本)もJR東日本の設定が適用
・一部の特急列車(つがる号、いなほ号、しらゆき号、草津号、成田エクスプレス号、わかしお号、しおさい号、さざなみ号など)新たな着席サービスを提供している特急列車(通年同額)の変更はない
・一部の快速列車(リゾートしらかみ号、はまゆり号 など)快速列車は通常期と閑散期のみの設定(現在と同様)で、適用日カレンダーの見直しにより閑散期が拡大
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