目次

  1. 気象庁による暴風雪・高波・大雪の注意情報
    1. 強風の予想
    2. 高波の予想
    3. 大雪の予想
  2. 高速道路で冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行を

 気象庁によると、日本付近は3月16日から17日にかけて、低気圧が急速に発達しながら千島近海へ進み、17日は次第に西高東低の気圧配置となる見込みです。また、北日本の上空約5500mには氷点下30度以下の強い寒気が流れ込むといいます。

 北日本では、太平洋側を中心に猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風や高波に警戒が必要です。また、大雪に注意・警戒し、電線や樹木への着雪、なだれにも注意が必要です。

 低気圧が急速に発達しながら千島近海へ進み、西高東低の気圧配置となるため、北日本の太平洋側を中心に、雪を伴った非常に強い風が吹く所があるでしょう。

 16日に予想される最大風速は、東北地方で20m(最大瞬間風速30m)です。17日に予想される最大風速は北海道地方25m(最大瞬間風速35m)、東北地方で20m(最大瞬間風速30m)です。

 北日本の海上では、16日から17日にかけて、しけや大しけとなるところがあるでしょう。16日に予想される波の高さは東北地方で5m、17日に予想される波の高さは北海道地方と東北地方で6mです。

 上空寒気の影響により、北日本では16日から17日にかけて、大雪となる所があるでしょう。16日18時からの24時間で予想される降雪量は多い所で、北海道地方で50cm、東北地方で40cmです。

 NEXCO中日本の公式サイトによると、中央道や東海北陸道、長野道などの高速道路でも降雪が予想されています。そのため、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行を呼び掛けています。

 NEXCO東日本も、北海道の道南・道東での大雪等による交通障害、東北全域、関東北部・長野県で降雪の予報があるとして、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行を呼び掛けています。