戦後間もない76年前の1946年5月7日、現在の「ソニー」の前身である「東京通信工業」が創業しました。

 

東京通信工業は1950年、国産初のテープレコーダーを発売。

1955年には日本初のトランジスタラジオを世に出しました。

いまでは世界にその名がとどろく「ソニー」ですが、社名変更したのは1958年でした。

1955年に発売されたトランジスタラジオ「TR-55」=朝日新聞社

ソニーはその後も、ウォークマンやCD、プレイステーションなど一世を風靡する製品を連発し、市場を開拓していきました。

 

「東京通信工業」の創業当時は従業員数約20人の小さな会社だったそうですが、現在では連結従業員数が11万1700人(2020年3月31日付)の、世界に展開するグローバル企業に。

関連会社はエレクトロニクスのほか、メディカル、教育、ゲーム、インターネット、映画、音楽、金融などさまざまな事業を手がけています。

  

(朝日新聞社の経済メディア「bizble」で2021年5月7日に公開した記事を転載しました)