目次

  1. リスキリングとは
  2. 対象となる事業者
  3. DX学習プログラム、4つのコース
  4. プログラムスケジュール
  5. 応募方法

 デジタル技術を活用して企業内の価値創造プロセスすべてを根本的に変化させるDX(デジタルトランスフォーメーション)変革が注目されています。しかし、デジタル人材はとくに中小企業で不足しています。

 こうしたなか、企業側から見たリスキリングとは、デジタル技術を使いながら価値創造できるよう、多くの従業員の能力やスキルを再開発することを指します。

 DX学習プログラムに参加できるのは、都内に本社または事業所の登記がある企業で、以下3点を満たす必要があります。

  1. 中⼩企業の要件を満たすこと(個⼈事業主、フリーランスは対象外)
  2. DXで企業の課題解決をしたい意思がある
  3. プログラム内容を理解し、学習意欲をもってプログラム終了まで完⾛できる

 DX学習プログラムに参加できるのは、1社原則2人で、中⼩企業の経営者、経営幹部、現場責任者が望ましいとされています。応募する前に事前に代表者に相談してください。

 DX学習プログラムは、経営課題別に以下の4つのコースに分かれています。

  1. 業務効率化……デジタルを活用した業務の効率化や生産性向上の方法を学ぶ
  2. 集客・売上向上……デジタルマーケティングを活用した集客・売上アップの手法を学習する
  3. 新商品・新サービス開発……デジタルを活用した新サービスを企画するスキルを習得する
  4. 経営戦略……DX時代の新たなビジネスモデルやマネジメント手法を学ぶ

 応募期間は、2022年5月17日(火)~6月26日(日)です。その後は次のスケジュールで進みます。

  • 2022年5~6月……応募受付
  • 2022年7~8月……DXスキル診断/学習計画
  • 2022年9月~2023年1月……DX講習
  • 2023年2~3月……学習効果の「見える化」

 選ばれた企業は、DXコンサルタントとの面談と参加者のDXスキル診断を受けて、学習計画書を作成することから始まります。

 事業への応募や説明会への参加申込は、東京都の特設サイトへ。