コーチングとは?活用場面とその効果、スキルをわかりやすく解説
ビジネスシーンにおいて必須のスキルとして注目されているコーチング。コーチングは体系化されたスキルで、トレーニングすることで誰でも習得できます。プロコーチとして活躍しコーチングスクール講師も務める筆者が、コーチングの概要から活用場面、必要なスキルに加えて、効果を得やすい進め方やポイントを簡単に解説します。
ビジネスシーンにおいて必須のスキルとして注目されているコーチング。コーチングは体系化されたスキルで、トレーニングすることで誰でも習得できます。プロコーチとして活躍しコーチングスクール講師も務める筆者が、コーチングの概要から活用場面、必要なスキルに加えて、効果を得やすい進め方やポイントを簡単に解説します。
目次
コーチングとは、対話によって相手の可能性を最大化し目標達成を支援するコミュニケーションスキルです。
世界最大のコーチング団体である国際コーチング連盟(ICF)では、コーチングを次のように定義しています。
コーチングとは、思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くことです。 対話を重ね、クライアントに柔軟な思考と行動を促し、ゴールに向けて支援するコーチとクライアントとのパートナーシップを意味します。
引用:国際コーチング連盟(ICF)
馬車を語源とする「コーチ(Coach)」には、人を現在地から目的地まで早く確実に送り届けるという意味があります。コーチングはそこから派生し、より高い目標に、より早く到達することをサポートするという意味で使用されるようになりました。
コーチは、相手の話に耳を傾け、たくさん話してもらうことにより、相手のなかに潜在的に眠っている可能性を最大化し、目標達成に導きます。相手はコーチと対話することにより、自分自身が本当になりたい姿ややりたいことが明確になり、目標達成に向かって自発的に行動ができるようになります。
VUCAの時代とも言われ、技術や環境の変化が激しく正解がわからない昨今のビジネスの世界では、外部のプロコーチと契約して社員がコーチングを受けられるようにしたり、社員へのコーチング研修を導入したりする企業が増えてきています。
コーチングはコミュニケーションのスキルですので、社内外問わずあらゆる場面で有効です。具体的な場面を例にあげてみます。
1on1ミーティングを導入する企業が増えており、耳にしたことがある人も多いでしょう。通常、企業のミーティングは、業務内容についての意見交換や評価面談として行われ、その多くは会社や上司、あるいは、上司と部下双方が業務を円滑に進めることを目的としています。一方で、1on1ミーティングは、部下の成長を目的としたミーティングであり、コーチングスキルが不可欠な場面となります。
1on1ミーティングとは別に、業務内容や評価を目的とした通常の1対1面談でもコーチングスキルは有効です。相手にはない知識や考え方はティーチングによって教えることも必要ですが、実は本人の心の奥底に答えがある場合も多く、また、答えはなくともそこへのヒントを本人がすでに持っている場合がほとんどです。
上司(コーチ)側は、すぐに教えたりアドバイスをしたりせずに、まず「本人はどうなりたいのか」、「自分自身はどうしたいのか」などを尋ねて、本人なりの答えを導き出せるようコーチングのスキルを使って対話していきます。そうすることで、本人も自力で答えまでたどりついたという経験を積むことができ、達成感と成長につながります。
コーチングは目標達成のためのアプローチでもあるため、組織やプロジェクトチームなど複数人のミーティングにおいても効果的です。例えば、コーチングスキルを使った効果的な質問により、メンバーから多くの意見を引き出すことができます。
これまでコーチングは個人を相手に1対1で行うことが一般的でしたが、チーム全体をコーチングする「チームコーチング」という新しい手法も確立されつつあります。
コーチングは、相手との信頼関係があって初めて成り立ちます。したがって、コーチングを学ぶことで、業務だけではなく普段のコミュニケーションもより良くなり、相手との関係性が向上します。
具体的に、コーチングがどのような仕組みで成り立っているのかを説明します。
通常の雑談とは違い、コーチングセッションや1on1ミーティングでは、目標達成や問題解決など何かしらのテーマが設定されます。
相手(クライアント)は、コーチに対して自分が考えている目標や抱えている問題・課題について話し、コーチはそれらを聴きます。
通常の会話では「目標を達成するにはどうすれば良いか」「問題を解決するために何ができるか」などを教えたりアドバイスをしたりしがちですが、コーチングでは教えたりアドバイスはせず、質問という形式で相手に問いかけます。
相手は質問に対して自分で考えた答えを口に出し、コーチはその答えをしっかりと聴き、さらに質問をします。
これを繰り返すことにより、相手は頭の中が整理され、人から言われて動くのではなく、自分自身で自発的な行動を決断できるようになります。コーチは、相手がその行動に一歩踏み出せるよう勇気づけと適切な後押しをしていきます。こうして、相手は小さいながらも一歩を踏み出すことで成功体験となり、これを繰り返すことで成果へとつながり、最終的に目標達成や問題解決に到達します。これがコーチングの仕組みです。
ただし、この対話が成立するには、コーチと相手との間に本音で何でも話せる信頼関係が構築されていることがベースとなります。
また、コーチングを1回行ったのみで目標に到達するわけではありません。セッションやミーティングを継続し、一歩一歩着実に前進しながら目標達成や問題解決を目指していきます。
人をサポートする手法として、コーチング以外にも、カウンセリング、コンサルティング、ティーチングなどがあり、次のような違いがあります。
用語 | 意味 |
---|---|
カウンセリング | 心理的に悩みを抱えた人を、マイナスの状態からゼロにする |
コンサルティング | 相手の課題にあわせて知識やノウハウ、解決策を支援する。コンサルタントが解決する場合もある |
ティーチング | 一般的な知識やノウハウを教える |
コーチング | 教えたりアドバイスをするのではなく、対話によって相手のなかにある答えや、やる気に自ら気づくことを支援する |
なお、4つの手法のなかで、コーチングとカウンセリングはそのスキル自体が専門的で、トレーニングが必要となります。
企業の場合、社員の育成にはコーチングとティーチングの両方が必要です。業務の緊急度と重要度、また相手のモチベーションの高さと知識・スキル度合いによって使い分けると効果的です。
コーチングが最も有効な場面は、重要度は高いが緊急度が低い社員の成長やスキルアップになります。この領域ではティーチングよりも、コーチングによって本人がなりたい自分を自ら発見し、自発的行動を促すことで成長に導きます。その成長によって、結果的に業務を早くこなせるようにもなり、業務そのものの改善にもつながります。
ただし、重大なトラブル発生時や納期に間に合わない緊急時などは、コーチングではなくティーチングや指示命令が必要な場面もあります。
業務の緊急度と重要度で判断する他、本人のモチベーションと知識経験によって、コーチングとティーチングを使い分けることも効果的です。
①知識経験があり、モチベーションも高い場合は、むやみに教えたりアドバイスをしたりせずに、コーチングによって本人のやる気をさらに高めるのみに抑え、あとは本人の判断に任せます。
②知識経験は高いが、モチベーションが低い場合は、コーチングによってモチベーションを高め、①の領域に引き上げます。
③モチベーションはあるが、知識経験が少ない社員に対しては、ティーチングで支援し、コーチングで自発的な行動を促します。
④知識経験もモチベーションも低い社員に対しては、指示を与えながら、②や③の領域を経て、行動につながるようにアプローチをしていきます。ここでもコーチングによって本人が主体的に考えて行動ができるように促していきます。
日ごろの業務においては、このように相手の状況に合わせてコーチングとティーチングを使い分けることによって、業務の円滑な進行と本人の成長につながります。
ビジネスの場面におけるコーチングの効果は、「目標を確実に達成すること」「より高い目標により早く到達すること」です。
さらに、目標達成だけでなく、その人自身の成長や組織の関係性の向上にも効果があります。ここでは、コーチングを受ける側と行う側、さらに学ぶメリットを解説します。
コーチングを受ける側には多くのメリットがあります。例えば、以下のようなものです。
このように、コーチングは受ける側にさまざまなメリットをもたらします。
他にも、そもそも人と話すことが苦手、あるいは前に進もうと思う気持ちがないなど、コーチングが一見合わないように思える人もいますが、このような人もコーチングを受けてみることで、何でも話せるようになったり、思ってもみなかった目標が見つかって前に進めるようになることがよくあります。
コーチングは行う側にもたくさんのメリットがあります。例えば、以下のようなものです。
コーチングを習得するには、トレーニングが必要です。そして、このコーチングを学ぶこと自体にも大きなメリットがあります。筆者自身の体験を通して、コーチングを学ぶメリットを5つ紹介します。
実際にコーチングをするにはどのようなスキルが必要となるのでしょうか。大きく分けると、基本スキルと、話を組み立てるスキル(GROWモデル)の2つがあります。
コーチングの基本スキルはいろいろな定義がありますが、ここではまず4つを基本スキルとして紹介します。
コーチングの最も基本のスキルである承認と傾聴の2つをベースに、質問やフィードバックをするスキルを重ねていきます。
コーチは、まず相手の存在そのものを認めることが大切です。相手はコーチに認められることで安心感が得られ、良いことも悪いこともなんでも本音で話せるようになります。
コーチ自身が「自分は相手を認めている」と心の中で思うだけでは相手に伝わりません。相手に「コーチから認められている」と感じてもらうことが必要で、そのためには下記のようなスキルを使います。
承認の示し方 | 概要とコツ |
---|---|
うなずき | 相手の話をしっかり聴き、うなずく。うなずきが全くない相手に話をすることはとても苦痛に感じてしまう。うなずくだけでも相手は認めてもらっていると感じられる |
あいづち | 「うん」「なるほど」「そうなんですね」「いいですね」などを会話に挟むこと、リアクション。コツは、少なすぎず多すぎず、話の合間は小さめに、話の終わりにはしっかりと打つ。また、「うんうんうん」「なるほどなるほど」など口癖のようにはせず、バリエーションを持つことがポイント |
リフレイン(オウム返し) | 相手の言葉をそのまま繰り返したり、キーワードのみを繰り返したりすること |
人は、想いや考えを自分の声で発し、自分の耳で聞くことで、思考が整理され、気づきを得られます。これを「オートクライン効果」と言います。
「傾聴」するスキルは、相手の話を聴くと共に相手にたくさん話してもらい、オートクライン効果によって自ら気づくことを促すスキルとも言えます。
傾聴の方法 | 概要 | 使用例 |
---|---|---|
ペーシング | 声のトーン、呼吸、話すスピードなどを相手のペースに合わせること | |
接続詞 | 話を広げたり、深掘りをしたりして、相手から話を引き出すこと | 「それで?」「それから?」「他には?」「具体的には?」 |
要約、言い換え | 相手の話を要約したり、言い換えたり、何かに例えたりして、相手の思考の整理をサポートすること | 「つまりxxということですか?」「言い換えるとxxのようでしょうか?」 |
沈黙 | 相手が考えている時間(内省)は最も重要な時間のひとつ。相手が内省しているときに話を割って入らずにじっくりと待つこと |
人は質問されると、考えて答えようとする習性があります。コーチは質問によって、相手の潜在的に隠れた考えを引き出していきます。普段の会話における質問は、自分が知りたい情報の収集を目的としていることが9割と言われていますが、コーチングにおける質問は相手のために行われるものであり、目的が大きく異なります。
質問のスキルには種類やレベルが膨大にありますが、以下の3つが基本になります。
質問の種類 | 概要 | 例え |
---|---|---|
オープンクエスチョン | yes/noでは答えられない質問。相手が自由に考え、言語化することをサポートする | 「将来やりたいことはありますか?」→ 「将来どうなっていたいですか?」 |
チャンクダウン | チャンクとは「かたまり」。かたまりをほぐす、具体化することをチャンクダウンと言い、5W1Hを基本に相手に尋ねる | 「いつ?」「誰が?」「どこで?」「何を?」「どのように?」 |
水平質問 | 質問の答えに対して、相手のなかにある潜在的な選択肢やイメージを引き出す | 「他にはいかがですか?」 |
オープンクエスチョンの反対語として、yes/noで答えられる質問を「クローズドクエスチョン」と言います。コーチングでは、あえてクローズドクエスチョンも使用する場合もありますが、基本的にオープンクエスチョンを使用していきます。
質問で大切なことは、相手を質問攻めにしたり、尋問のようにしたりしないことです。相手が「質問されている」と感じずに、自然な対話のなかでたくさん話し、気づきを得る、それを実現させるスキルがコーチングには求められます。
相手はコーチの傾聴と質問により、オートクライン効果をもたらし自ら気づいていきますが、自分自身では気づかないこともたくさんあります。
そこで、コーチには相手の表情や声の変化などの非言語を感じ取り、相手から聞こえたこと、見えたこと、感じたこと、伝わってきたことを「私には、xxのように聴こえました/見えました/感じました/伝わってきました」と、自分の考えや解釈を入れずに、そのまま相手に伝えます。これが「フィードバック」です。
フィードバックを通してコーチは相手の鏡となり、相手は自分では気づいていなかったことに気づいていきます。
話を組み立てるスキルとは、4つの基本スキルをベースに、コーチングの基本のフレームワークであるGROWモデルを構成していくスキルです。
課題に対して、通常の会話やティーチングでは「どうしたら解決できるか」など解決方法をまず尋ねることがほとんどですが、コーチングでは、まず相手の理想の姿や目標を明確にし、そして現状を確認してから「どのような行動をとれば、その目標に近づくのか」を尋ねていくプロセスがポイントとなります。以下の表を活用しながら、相手の話を組み立てていきましょう。
G | Goal(目標) | 相手の将来の理想・ありたい姿、そこに向かうための具体的な目標を定義する |
R | Reality(現状) | ゴールへの現在地を明確にし、自身の強みや経験、サポートをしてくれる人などのリソースを明確にする |
Resources(リソース) | ||
O | Options(行動オプション) | 現状からゴールに近づくための行動のオプションを複数引き出す |
W | Will(行動への意思) | 最初の行動とその意思を確認する |
コーチングはスキルの習得も大切ですが、スキルだけではコーチングはうまく機能しません。コーチングが機能するために大切な、スキルを支えるポイントを3つお伝えします。
コーチングの対話は、相手との強固な信頼関係が前提となります。
特に、質問やフィードバックは、通常のコミュニケーションとは異なるため、信頼関係が構築できていないと、相手が引いたり、関係性を壊したりしてしまうことは少なくありません。
相手と信頼関係を構築するには、承認、傾聴のスキルがベースとなります。また、守秘義務を守り、相手を心から応援している想いを伝えることも不可欠です。
コーチングをおこなうときは、まずは承認と傾聴を中心に行い、信頼関係の度合いを見極めながら、質問とフィードバックというスキルを使っていくことがポイントとなります。
相手と信頼関係を構築し、スキルを機能させるために大切な要素が、コーチングマインドです。コーチングマインドとは、コーチ側の相手に対する姿勢やマインドであり、以下の3つが特に大切です。
コーチングマインドの種類 | 概要 |
---|---|
相手を心から応援する | 応援することで相手を認めることができ、相手の話を聴くことができる |
相手の無限の可能性を信じる | 相手は本当に目標が達成できるのか不安を抱えている コーチが相手の可能性を100%信じることで、相手は「コーチが信じてくれているから」と安心し、一歩踏み出そうという気持ちになれる |
相手のなかに答えがあることを信じる | コーチングの基本は、本人が自身と向き合い、答えを見つけるようにサポートをすること そのため、コーチは余計なアドバイスをしたり、自分自身の考えに固執して相手を誘導したりせずに、相手のなかに答えがあることを信じ、相手の意思と主体性を最大限に尊重することが大切 |
どのような人に対してもコーチングマインドを発揮し、信頼関係を構築してスキルを機能させるためには、自己基盤(自分のあり方)への意識が最も大切です。自己基盤を整えるうえでの2つのポイントをご紹介します。
自己基盤のポイント | 概要 |
---|---|
自己肯定 | コーチ自身に悩みがあったり、気持ちや考えが揺らいでいる状態では、相手を本気でサポートすることはできない。コーチは自分自身の現在や過去を理解し、それを肯定する自己肯定、そして肯定的でポジティブな言葉を使うことが大切 |
コーチ自身が目標を持って行動している | コーチ自身が、将来のありたい姿を明確にし、目標を持ち、そこに向かって日々成長していることが大切。相手のロールモデルとなるイメージ |
コーチングは相手に対するアプローチですが、コーチとして活動することで自分自身の気持ちや考え方を整えることにもつながります。そして、それが結果的に相手にも良い影響を与えます。自己基盤とコーチングマインドを常に意識し、相手と信頼関係を築き上げながら、しっかりサポートしていきましょう。
最後に、どのような人がコーチングを習得すると良いのか、またコーチングスキルを向上するにあたってのポイントをお伝えします。
企業では、マネージャー、リーダー、そして経営者自身にもコーチングのトレーニングは有効です。実際に、人をサポートする職位の多くの人たちがコーチングを学んでいます。
コーチングスキルを上げるために大切な3つのポイントをあげます。
コーチングのスキルは、人を相手にしたアプローチなので、向上させるには基本を学び、練習とトレーニングが欠かせません。そして、先述したようにスキルだけではなく、コーチングマインドや自己基盤といった要素を身につけることも不可欠です。
最近では、多くの民間スクールが無料の体験講座や説明会を開催しています。自分に合うスクールを見つけるために参加してみると良いでしょう。
昨今はモノからコトの時代、さらにこれからはヒト、ココロの時代とも言われています。人と人の対話がより重んじられ、心理的安全性のなかで自発的に行動できる人やチームづくりがより求められていきます。
そのためにも、対話によって関係性を構築し目標達成に導くコーチングは、これからのビジネスには不可欠なスキルと言っても過言ではありません。ぜひコーチングを学び、社内に導入してみてください。
社員にコーチングスキルを身につけてもらいたい場合は、社員教育のカリキュラムにプロコーチによるコーチング研修を導入する方法があります。講師は、実際にプロコーチとして活動し、コーチングスキルを教えることができる人がおすすめです。コーチングスクールなどで研修も行っていますので、問い合わせてみましょう。
ただし、コーチングスキルは、本人にやる気がないのに上司の指示で研修を受けても、やらされ感が生じて身につきません。今回挙げたように、社員の自発的な行動を尊重することが大切です。
【参考文献】
・銀座コーチングスクール 体験講座テキスト
・銀座コーチングスクールクラスA基本スキル編テキスト
・銀座コーチングスクールクラスB ストラクチャー編テキスト
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