国道3号北九州-福岡間、岡垣バイパス完成で2024年2月3日に全4車線

北九州市-福岡市間の国道3号は、最後の2⾞線区間だった岡垣バイパスの工事完了により2024年2⽉3⽇16時からすべて4⾞線化されます。国土交通省北九州国道事務所が公表しました。交通ボトルネックの解消が期待されています。
北九州市-福岡市間の国道3号は、最後の2⾞線区間だった岡垣バイパスの工事完了により2024年2⽉3⽇16時からすべて4⾞線化されます。国土交通省北九州国道事務所が公表しました。交通ボトルネックの解消が期待されています。
国土交通省北九州国道事務所の公式サイトによると、国道3号岡垣バイパスとは、福岡市-北九州市間の国道3号のうち、山越え区間(宗像市-岡垣町)の延長4kmの区間です。国道3号のなかで唯一の暫定2車線区間となっていました。
岡垣バイパスの交通量は、1990年からの25年で1.5倍に増え、重大事故を引き起こす正面衝突事故の発生割合が福岡県内2車線道路の平均の約10倍となっています。2車線への絞込み区間では、追突事故も発生しています。
また、事故や故障車両発生時には、全面通行止めが生じ、立ち往生や大幅な迂回が発生するなど、車両の通行に支障をきたすなど交通のボトルネックとなっていました。
そこで岡垣バイパスは2008年度から車線を新設する工事が始まり、2024年2⽉3⽇16時から4⾞線化されます。同時に⼭⽥ランプ(福岡市⽅⾯)及び野間ランプ(北九州市⽅⾯)も開通します。
これにより、北九州市-福岡市間の国道3号はすべて4車線となります。
北九州国道事務所は「対面通行区間や絞込み区間が解消され、交通安全性の向上が図られることにより、信頼性の高いネットワークの構築が期待されます」と説明しています。
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