目次

  1. 中央道のリニューアル工事とは いつからいつまで?
  2. 中央道の工事区間と迂回路
  3. 予測される渋滞
  4. ETC車限定で料金調整

 NEXCO中日本の特設サイト「中央道リニューアル工事」などによると、2025年度以降に中央道の小牧東IC-土岐JCT間の下り線で橋梁のコンクリート床版の取り換え工事を予定しており、下り線の追越車線を上り線側へ移行させて工事をおこなう必要があります。

 そこで、今回のリニューアル工事は、準備工事として、車線を上り線側に移行させる際に横断する中央分離帯部の改良のために実施されます。

中央道の交通規制日時

 交通規制日時は、2024年2月26日(月)9時から3月16日(土)6時までを予定しており、3月25日から4月6日は予備日として設定しています。

 工事区間は、上り(東京方面)が小牧東IC-土岐JCT間、下り(名古屋方面)が土岐JCT-多治見IC間です。NEXCO中日本は工事期間中、国道19号などへの迂回を案内しています。

中央道の交通規制区間

 工事中は車線数が片側2車線から1車線に減少するため、上り線では多治見IC付近を先頭に、5時から11時ごろにかけて最大10km、下り線では多治見IC付近を先頭に、15時から19時ごろにかけて最大5kmの渋滞を予測しています。

 NEXCO中日本によると、中央道リニューアル工事期間中、一般道へ迂回し、再度同一方向の高速道路に乗り継いだETC車は、迂回せずに直通利用されるより料金が高くなる場合のみ、直通利用したときと同額になるよう料金を調整します。

 たとえば、名神高速の京都東ICから中央道の伊那ICを走行した場合、直通だと7110円、工事期間中に小牧IC-瑞浪ICを一般道へ迂回すると、6640円のため、請求金額は安い方の6640円が適用されます。

 ETC車は、同じETCカードで、通常どおりETCレーンを無線走行すると、走行日の翌月以降、クレジットカード会社などからの料金請求時に調整されます。