スーパーやコンビニでの新型コロナによる欠員対策 東京都が助成金
都内の食料品スーパーマーケットやコンビニエンスストアで、新型コロナで従業員の1割以上が欠員し、人材派遣会社を使って代替要員を確保したときにかかる派遣料金の一部を東京都が助成します。2022年2月1日から事前エントリーが始まりました。助成の要件や助成額、申請方法について整理します。
都内の食料品スーパーマーケットやコンビニエンスストアで、新型コロナで従業員の1割以上が欠員し、人材派遣会社を使って代替要員を確保したときにかかる派遣料金の一部を東京都が助成します。2022年2月1日から事前エントリーが始まりました。助成の要件や助成額、申請方法について整理します。
エッセンシャルワーカーに係る緊急人材確保サポート事業助成金とは、食料品を扱う中小規模のスーパーマーケットやコンビニエンスストアのコロナ禍での事業継続を支援する助成金です。
具体的には、欠員が出たときに、人材派遣事業者を通じて、代替要員を確保した場合に、派遣料金の一部を助成するものです。
対象となるのは、まずいくつかの要件を満たす必要があります。
ほかにも要件がありますので、詳しくは東京しごと財団の公式サイトで確認してください。
助成を受けるには、さらに次の2つの要件を満たす必要があります。
ほかにも、人材派遣は事前エントリー後に締結されたものであることなど細かい定めがありますので、要件の確認が必要です。
代替要員確保に係る人材派遣料金の2分の1が助成されます。ただし、次のような上限があります。
助成金の対象となるのは、人材派遣の派遣料金のため、次のような項目は対象外です。
助成金を利用するには、店舗ごとの事前エントリーが必要です。事前エントリーは2月1~13日です。13日は17時締め切りです。期間が短いため、早めに準備しましょう。
申請から支給決定までの大まかな流れは次の通りです。
その後、審査され、支給が決まります。
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