Chromeが緊急アップデート【更新手順を解説】ゼロデイ脆弱性を修正
Googleは3月25日、Windows、Mac、Linux版のブラウザ「Chrome」の緊急アップデートをリリースしたと発表しました。アップデートで対応したのは、JavaScriptエンジン「V8」関連のゼロデイ脆弱性「CVE-2022-1096」。このゼロデイ脆弱性は、重要度は4段階中2番目に高い「High」に分類されています。
Googleは3月25日、Windows、Mac、Linux版のブラウザ「Chrome」の緊急アップデートをリリースしたと発表しました。アップデートで対応したのは、JavaScriptエンジン「V8」関連のゼロデイ脆弱性「CVE-2022-1096」。このゼロデイ脆弱性は、重要度は4段階中2番目に高い「High」に分類されています。
目次
ゼロデイ脆弱性とは、OSやソフトウェアの脆弱性に対する修正プログラムが提供される前の脆弱性を指し、最近のサイバー攻撃の対象になっています。
今回の脆弱性には「CVE-2022-1096」という識別子が割り振られています。Googleが開発しているJavaScriptエンジン「V8」に関する脆弱性ですが、緊急アップデートがある程度行き渡るまで詳細は公開されません。
緊急アップデートしたChromeのバージョンは次の通りです。
ブラウザがこれ以前のバージョンの場合、近く自動でアップデートされる予定ですが、次の手順に沿って早めに手動でアップデートすることをおすすめします。
Chromeのブラウザの右上にある右上のメニューから「ヘルプ>Google Chromeについて」を選択すると、手動で更新できます。Chromeが再起動したら最新のバージョンになります。
MicrosoftもChromeベースのブラウザEdgeの緊急アップデートをリリースしました。最新版は「99.0.1150.55」となります。
おすすめのニュース、取材余話、イベントの優先案内など「ツギノジダイ」を一層お楽しみいただける情報を定期的に配信しています。メルマガを購読したい方は、会員登録をお願いいたします。
朝日インタラクティブが運営する「ツギノジダイ」は、中小企業の経営者や後継者、後を継ごうか迷っている人たちに寄り添うメディアです。さまざまな事業承継の選択肢や必要な基礎知識を紹介します。
さらに会社を継いだ経営者のインタビューや売り上げアップ、経営改革に役立つ事例など、次の時代を勝ち抜くヒントをお届けします。企業が今ある理由は、顧客に選ばれて続けてきたからです。刻々と変化する経営環境に柔軟に対応し、それぞれの強みを生かせば、さらに成長できます。
ツギノジダイは後継者不足という社会課題の解決に向けて、みなさまと一緒に考えていきます。