目次

  1. キーボード入力が大文字になってしまう原因と対処法 
  2. すべての入力が大文字になる場合は「CapsLock」をオフに
    1. キーボード上で「CapsLock」キーの設定を解除
    2. 言語バーから「CapsLock」キーの設定を解除
  3. Word使用時に大文字になる場合は設定を確認
    1. 「フォント」から「すべて大文字」を解除
    2.  オートコレクト機能の「文の先頭文字を大文字にする」を解除
  4. 「CapsLock」「Word設定」以外で大文字になるのを解除する方法
    1. PCを再起動する
    2. キーボードが故障していないか確認する

 キーボード入力が大文字になってしまう原因として、まずは「CapsLock」がオンになっていることが考えられます。CapsLockキーは文字を大文字で入力するために使用されるもので、キーボード操作を誤ってオンにしてしまうと、すべてのローマ字が大文字で入力されてしまいます。

 また、他のツールを使用しているときは異常がないものの、Wordを使用しているときだけローマ字入力が大文字になってしまうこともあります。それぞれの場合において、対処法を紹介します。

 CapsLockキーがオンになっているときは、キーボード上のCapsLockキーのランプが点灯しています。CapsLockキーは、キーボードの左上にあることが多いです。まずはキーボードを確認してみましょう。

CapsLockキーのランプが点灯しているかを確認

 「CapsLock」キーをオフにし、大文字入力の設定を解除する方法は2つあります。

 「Shift」キーを押しながらCapsLockキーを押すことで、大文字入力をオフにできます。キーボード上のCapsLockキーのランプが消えれば解除完了です。

 言語バーに表示されている「Caps」をクリックすると、大文字入力をオフにできます。キーボード上のCapsLockキーのランプが消えれば解除完了です。

言語バーに表示されている「Caps」をクリック

 Wordを使用しているときに文字入力が大文字になってしまったり、先頭の文字が大文字に自動的に変換されたりする場合は、設定を確認して必要ない設定のチェックボックスを外します。

  • Wordを起動し、「ホーム」タブを開きます。
  • Ctrl+D キーを押し、「フォント」のダイアログを開きます。
  • 「フォント」タブの「文字飾り」内にある「すべて大文字」についているチェックを外します。
「すべて大文字」についているチェックを外す

 これで、Wordの大文字入力を解除できます。

  • 「ファイル」メニューの「その他」から「オプション」をクリックします。
  • 「文章校正」から「オートコレクトのオプション」をクリックします。
  • 「文の先頭文字を大文字にする」チェックボックスを外します。
「オートコレクトのオプション」をクリック
「文の先頭文字を大文字にする」チェックボックスを外す

 オートコレクト機能により自動的に大文字に変換されてしまった場合は、大文字になっている場所をクリックし、「文の先頭文字を自動的に大文字にしない」を選択すると、小文字に戻すことができます。また、このダイアログから「オートコレクトのオプション」を開くこともできます。

「文の先頭文字を自動的に大文字にしない」を選択

 CapsLockキーの設定を解除する、Wordの設定を確認するなどの対処をしても大文字入力が直らない場合は、対処法として以下の2つを紹介します。

 CapsLockキーの設定を解除しても大文字入力になってしまう場合、Windowsのシステムに一時的な問題が起きている可能性があります。一度PCを再起動し、再起動後にCapsLockが解除されていることを確認してください。

 水などをこぼしてしまったり、強く押しすぎてしまったりすると、キーボードが故障することがあります。故障によって特定の文字が常に大文字で入力されてしまう場合は、キーボードを修理するか、もしくは交換する必要があります。

 キーボード入力が大文字になってしまう場合は、原因を特定し、適切な方法で設定を解除しましょう。