目次

  1. 気象庁「警報級の大雪の可能性も」
  2. NEXCO各社がタイヤチェーン携行呼びかけ
  3. 国交省、大型車の立ち往生に注意呼びかけ

 気象庁の公式サイトによると、18日ごろから、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に荒れた天気や大雪となるおそれがあるといいます。

 そのため、大雪による交通障害や農業施設への被害、ふぶきや吹きだまりによる交通障害、なだれに注意を呼びかけています。さらに「冬型の気圧配置や寒気の程度によっては、東日本日本海側を中心に警報級の大雪となる可能性があります」といいます。

 大雪に対し、NEXCO東日本の公式サイトによると、2月17日からしばらくの間、冬型の気圧配置が強まり、福島県・新潟県・長野県北部・群馬県北部を中心とした高速道路、特に関越道および上信越道の山間部では、まとまった強い降雪に注意が必要だといいます。

 「降雪が予測される地域にお出かけする場合は、必ず冬用タイヤの装着とチェーン携行をお願いします」と伝えています。

 NEXCO中日本の公式サイトでは、北陸地方・岐阜県・滋賀県を中心に大雪のおそれがあるとして、冬用タイヤの装着およびタイヤチェーンの携行を呼び掛けています。

 NEXCO西日本の公式サイトでも、近畿地方及び中国地方の日本海側を中心に大雪となるおそれがあるといいます。

 国交省の公式サイトは、大雪時に車や交通機関での移動に注意を呼び掛けています。大雪が予想される地域では、公共交通機関に大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生するおそれがあります。

 また、過去の大雪の際には、大型車の立ち往生が主な原因となり、長時間の通行止めが発生していることから、運送事業者に対し「大雪時等輸送の安全の確保に支障を生ずるおそれがあるときは、事業用自動車に冬用タイヤが装着されていることの確認等、安全を確保するために必要な措置を講じることが必要です」と呼び掛けています。

 大雪時に急な上り坂で大型車等が立ち往生しやすい場所等を選定し、効率的に優先して除雪を行う区間「予防的通行規制区間」を決定しています。こうした区間を通過する場合はとくに注意してください。

 荷主にもトラック事業者への不要不急の運送依頼を控えるよう求めています。