job tagとは 500の職業情報集めた厚労省の職業情報提供サイト

厚生労働省は、500以上の職業の情報を集めた職業情報提供サイト「job tag」と、企業の職場情報を求職者や学生に提供する職場情報総合サイト「しょくばらぼ」をリニューアルしました。この記事では、リニューアルの具体的内容や活用方法について紹介します。
厚生労働省は、500以上の職業の情報を集めた職業情報提供サイト「job tag」と、企業の職場情報を求職者や学生に提供する職場情報総合サイト「しょくばらぼ」をリニューアルしました。この記事では、リニューアルの具体的内容や活用方法について紹介します。
目次
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag(ジョブタグ)」は、500以上の職業に関する情報を「見える化」するウェブサイトで、年間のアクセス件数は2000万件以上です。
求職者は就職活動において、各種検査によって自身の適職を探せるほか、自己分析や希望する職業の情報と自身のこれまでの経験を照らし合わせることで、アピールポイントを検討できます。
また企業の採用活動では、求める人物像を明確化できるほか、人材育成では従業員のスキルの棚卸しなどによる教育や訓練、人材配置の検討などに活用できます。
厚生労働省は2025年3月、job tagをリニューアルしました。リニューアルしたjob tagは、以下の点が変わりました。
厚生労働省は、これまでサイトの名称を「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」、愛称を「job tag」としていましたが、正式名称を「職業情報提供サイト(job tag)」に変更します。
job tagは、求職者や企業の採用担当者に向けたサイトの活用方法を動画で紹介しています。今回のリニューアルでは、教育現場やキャリアコンサルタントなどの支援者に向けた2種類の動画を追加しました。
job tagは、今回のリニューアルで新たに以下の職業の情報を追加しました。
今回のリニューアルで、各職業の賃金情報について以下の内容を追加しました。
厚生労働省の「しょくばらぼ」は、企業の職場情報を求職者や学生に提供し、就職活動や企業の採用活動を支援するウェブサイトです。
求職者は就職活動において、複数の企業の職場情報を一覧化して比較したり、「ハローワークインターネットサービス」と連携した求職情報を見られます。
また企業の採用活動では、職場情報を提供することで、入社前後のギャップによる早期離職を防ぐことが期待できます。
厚生労働省は2025年2月、しょくばらぼをリニューアルしました。リニューアルしたしょくばらぼは、以下の点を変更しています。
しょくばらぼはこれまで「若者雇用促進総合サイト」「女性の活躍推進企業データベース」「両立支援のひろば」の3サイトの企業の情報を掲載していましたが、法人番号を持つすべての企業まで対象を広げました。
しょくばらぼは、「若者雇用促進総合サイト」「女性の活躍推進企業データベース」「両立支援のひろば」の3サイトに掲載している情報以外に、しょくばらぼのみで提供できる独自情報があります。今回のリニューアルで新たに以下の独自情報の項目を追加しました。
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