GビズIDドメインから迷惑メール1.3万件 メールサーバーに不正アクセス
行政手続をするための法人・個人事業主向け共通認証システム「GビズID」のドメイン(gbiz-id.go.jp)から9月24日、1.3万件の迷惑メールが不特定多数に向けて送付されました。所管のデジタル庁は「海外からのメール中継サーバーに対する不正アクセスが原因であると考えられる」と発表しました。
行政手続をするための法人・個人事業主向け共通認証システム「GビズID」のドメイン(gbiz-id.go.jp)から9月24日、1.3万件の迷惑メールが不特定多数に向けて送付されました。所管のデジタル庁は「海外からのメール中継サーバーに対する不正アクセスが原因であると考えられる」と発表しました。
GビズIDとは、複数の行政サービスを1つのアカウントで、利用できる認証システムで、企業が補助金の電子申請するときにも使われます。
GビズIDには3種類のアカウントがあり、一つの企業で複数のアカウントを持つことができます。
GビズIDのサービスは、2021年9月1日、経済産業省からデジタル庁に業務移管されました。
デジタル庁によると、2022年9月24日、G ビズ ID メール中継サーバーが不正アクセスの被害を受け、16時30分~17時の間に、ドメイン「gbiz-id.go.jp」から不特定多数に向けて1.3万件の迷惑メールが送信されたといいます。
迷惑メールの送付対象は G ビズ ID のアカウント関連の宛先ではないといいます。異常を検知したタイミングで即時遮断をしており被害の拡大を防止したといいます。「個人情報の漏えいは確認されておりません」と説明しています。
この時間帯に、「gbiz-id.go.jp」ドメインからメールを受信した人は、メールを開かないよう注意してください。
迷惑メールが送られた原因として、デジタル庁は「海外からのメール中継サーバーへの不正アクセスが原因であると考えられます」と説明しています。
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