東急ハンズ、2022年10月から新社名を「ハンズ」へ
東急ハンズは2022年10月1日から、商号(会社名)を「ハンズ」に変更すると公式サイト上で発表しました。3月末にホームセンター大手カインズの子会社となり、東急不動産ホールディングスとの資本関係がなくなったためです。26日には新たなロゴも発表しました。
東急ハンズは2022年10月1日から、商号(会社名)を「ハンズ」に変更すると公式サイト上で発表しました。3月末にホームセンター大手カインズの子会社となり、東急不動産ホールディングスとの資本関係がなくなったためです。26日には新たなロゴも発表しました。
東急ハンズの公式サイトによると、東急ハンズは東急不動産が獲得した土地の利用計画検討からスタートしました。「手の復権」をキーワードに掲げ、独自の DIY(Do It Yourself)を中心としたライフスタイル提案型ショップとして、1976年に1店舗目として藤沢店がオープンしました(現在は閉店)。
東急ハンズはフランチャイズ9店舗、海外15店舗と合わせて63店舗まで拡大しています。東急ハンズは中小機構と連携し、中小企業の新事業展開をサポートする大都市圏・海外で活躍する「地域活性化パートナー」の一つでもあり、中小企業の新商品が陳列される機会も多くあります。
東急ハンズは2022年10月1日に社名を「ハンズ」に変更します。屋号も「ハンズ」です。2022年3月31日、東急不動産ホールディングスとの資本関係がなくなり、ベイシアグループの主要事業会社であるカインズの子会社となったためです。
10月26日には新しいロゴを発表しました。デザインを手がけたのは、東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火台をデザインした佐藤オオキさん。次のようにコメントを発表しました。
新たなロゴは原点である「手」がモチーフとなっています。 日本発のグローバルなメッセージとして、あえて漢字を使用したのが特徴です。
一方で、過去を継承しつつ未来へ向けてアップデートをしていくという想いから、カラーは従来の「ハンズグリーン」を踏襲しています。さらに端部をつなぎ合わせ、途切れることのない「一筆書き」としてしたためました。
「東急」を含む商標は、2024年3月末までに、使用をすべて終了する予定といいます。
ハンズの新体制に向けて、業務組織の分割・新設・名称変更・廃止も明らかになりました。公式サイトによると、具体的には次の通りです。
ハンズの紙袋のイメージ(ハンズ提供)
ハンズの店舗看板イメージ(ハンズ提供)
新たなロゴを発表したハンズの高家正行会長
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