間違えて上書き保存したWordやExcelファイルを元に戻すには
誤って上書きしてしまったWord(ワード)やExcel(エクセル)ファイルを元に戻す方法について、Windows11を実際に操作しながら解説します。ファイル履歴から上書き保存前のデータを復元したり、OneDriveを利用して復元したりすることができます。
誤って上書きしてしまったWord(ワード)やExcel(エクセル)ファイルを元に戻す方法について、Windows11を実際に操作しながら解説します。ファイル履歴から上書き保存前のデータを復元したり、OneDriveを利用して復元したりすることができます。
目次
上書き保存したファイルを元に戻す方法には、以下の方法があります。今回はWordを例に紹介しますが、Excelファイルでも基本的な操作は同じです。
それぞれ操作方法を紹介します。
まず、Wordファイルをまだ閉じていない場合は、[元に戻す](ショートカットキー:[Ctrl]+[z])で戻せないか確かめてみましょう。
Wordには「バージョン履歴」という機能があり、これを使用して以前のバージョンを復元することができます。バージョン履歴を活用するために、まず、自動保存機能の設定方法から紹介します。
この設定により、指定した間隔で文書の状態が自動的に保存されます。万が一の際には、自動保存されたバージョンから復元可能です。
このままバージョン履歴を活用した復元方法を紹介しますが、クラウド型とインストール型で少し操作が異なります。
まずはクラウド型からです。
インストール型の手順は以下の通りです。
ファイル履歴機能を活用する方法もあります。ファイル履歴が有効になっているかは次の方法で確認してください。
保存先を指定することでファイル履歴をオンにすることができます。
ファイル履歴が有効なっている場合は、元に戻したいファイルを右クリックし[以前のバージョンの復元]を選択。ファイルのプロパティのうち[以前のバージョン]を選択し、復元したい日時を選び、復元ボタンをクリックすれば、ファイルが復元されます。
上記の方法で復元できない場合、サードパーティ製のデータ復元ソフトウェアを使用することも選択肢の一つです。
デフォルトの機能では復元できないような、深刻なデータ損失の場合にも効果を発揮することがあります。ただし、以下の点に注意が必要です。
定期的なバックアップは、データ損失のリスクを軽減します。以下のような取り組みができないか平時から検討しておきましょう。
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