ジェットスター・アジア航空、2025年7月末で運航終了 日本も一部影響

シンガポールを拠点とするジェットスター・アジア航空(3K)は2025年7月31日で、すべての運航を終了することを発表しました。ただし、ジェットスター航空(JQ)のオーストラリアとアジアを結ぶ路線を含む運航便、ジェットスター・ジャパン(GK)のすべての運航便には影響しないといいます。そのため、日本で影響を受けるのは、ジェットスター・アジアのシンガポール-沖縄線と、関空-マニラ線です。
シンガポールを拠点とするジェットスター・アジア航空(3K)は2025年7月31日で、すべての運航を終了することを発表しました。ただし、ジェットスター航空(JQ)のオーストラリアとアジアを結ぶ路線を含む運航便、ジェットスター・ジャパン(GK)のすべての運航便には影響しないといいます。そのため、日本で影響を受けるのは、ジェットスター・アジアのシンガポール-沖縄線と、関空-マニラ線です。
ジェットスターの公式サイトによると、ジェットスターグループは、アジア太平洋地域の航空会社ブランドの一つで、最大級の路線網を展開しています。
ジェットスターグループは、オーストラリアおよびニュージーランドのジェットスター航空(カンタスグループの子会社)、シンガポールのジェットスター・アジア航空、日本のジェットスター・ジャパンから構成されています。
ジェットスターグループは、アジア太平洋地域の87都市以上に就航し、週5000便以上を運航しています。
ジェットスターグループのうち、2025年7月末に運航終了を発表したのは、シンガポールを拠点とするジェットスター・アジア航空(3K)です。2025年7月31日の運航最終日までの今後7週間は、段階的にフライトを縮小していく予定です。予約客に対し、今後のフライトに変更がある場合は直接連絡する予定だといいます。
ジェットスター・アジア航空は、シンガポールを拠点とするジェットスターグループの航空会社で、チャンギ国際空港を発着する16路線の短距離国際線を運航しています。このうち、日本の運航に影響があるのは、シンガポール-沖縄線と、関空-マニラ線です。
一方、ジェットスター・ジャパンの公式サイトによると、ジェットスター・ジャパンの運航には影響しないといいます。ジェットスター航空の運航便(JQ)と、ジェットスター・ジャパンの運航便(GK)の予約について変更手続きなどは不要です。
ジェットスター・アジアの運航終了の原因について、同社は「サプライヤーの調達コスト、空港使用料、その他の運航に関わるコストの高騰に加え、東南アジア内の提供座席数の拡大や競争激化により、ジェットスター・アジア航空における事業環境はより一層厳しさを増していました」と説明しています。サプライヤーコストの一部が最大200%増加したこともあったといいます。
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