目次

  1. 「困ったときの富士油圧」 カードフィーダーでトップシェア
  2. 業績が悪化しコンサルティング会社に再建打診
  3. 30万枚の図面が容易に検索できない
  4. 図面や設計を知らない人からアドバイスを受けたくない
  5. 費用対効果よりもまずはやってみる
  6. 図面DX、30万枚を瞬時に検索
  7. 導入費用の3倍の経費削減を達成

 1965年に創業した富士油圧精機は、製本・印刷工場のラインなどで使われる、各種自動省力化機械などを手がけています。起源は木工アクセサリーの製造で、その際に油圧プレス機を使っていたことに、由来しているそうです。

 設計から製造、販売、アフターフォローまで。機械・電気問わず、あらゆるフェーズならびに領域の業務を担っていること。一貫して、あるいは一部分だけをお願いする。どちらにも対応する柔軟、面倒見のよい姿勢が評価され、「困ったときの富士油圧」と信頼を得てきました。

 他の領域に挑戦する開発型企業であることも特徴で、現社長の石田桂司さんは、「そのような社風が気に入り入社しました」と、言います。

国内シェア95%のカードフィーダー

 たとえば昨今盛り上がりを見せるトレーディングカードなどを、効率的に仕分けする「カードフィーダー」を開発。国内シェア95%を誇ります。

 「営業からカスタマーサポートまで一貫して携われること。世の中にない機械設備を創出し、お客様から感謝される。達成感を強く感じることのできる仕事です」(剱持卓也さん)

 レーザー加工機など最新の設備機器も導入していき、第二工場の竣工、東京・大阪への進出と事業を拡大していきました。

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