目次

  1. 銀山温泉とは アクセス・行き方を紹介
  2. 交通規制・入場制限の目的
  3. 規制の対象者
  4. 交通規制を行う時間帯
  5. 入場制限
  6. チケット制の導入

 銀山温泉の公式サイトによると、銀山温泉は、かつて江戸時代初期の大銀山として栄えた「延沢銀山」の名称に由来しているといいます。

 大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が、銀山川の両岸に沿って軒を並べ、とくにガス灯が灯る夕暮れ時は昔ながらの風情を味わうことができる温泉街です。

銀山温泉

 山形県尾花沢市にある銀山温泉は、東京方面から車で向かう場合は、東京→(東北道・山形道/約5時間)→山形JCT→(東北中央道/約30分)→尾花沢IC→(約30分)→銀山温泉と向かいます。

 東京方面からJRで向かう場合は、山形新幹線利用/山形 → 奥羽本線急行で40分 → 大石田バスで15分 → 尾花沢のりかえ40分 → 銀山温泉と向かいます。

 山形空港からでも車で1時間かかります。いずれの場合も車での移動が必要で、冬は雪深くなる場合もあるので気象状況には注意が必要です。

 たとえば、山形県村山市から県道で来るときの29号線(背あぶり峠)は通行しない方がよいでしょう。また岩手県・宮城県北部方面から来る場合、国道347号は冬期間の通行止めになります。

 外国人観光客も増えている銀山温泉の公式サイトは、2024年12月20日から2025年3月末までの間、交通制限と入場制限をすることを公表しました。

 冬季の無理な観光計画は、大きな事故を起こしかねません。近年は、行けばなんとかなるという風潮により思わぬ事故が発生し、銀山温泉のスタッフが早朝から深夜まで救出作業をすることもあるといいます。こうした状況に、銀山温泉は無理な旅行計画を防止するため、冬期の交通規制をすることにしました。

 規制の対象となるのは日帰りの観光客です。飲食店あるいは旅館の宿泊を予約し名簿への登録を済ませている観光客、通勤者、住民、業者、緊急車両などは対象となりません。

 交通規制は夕方から翌朝にかけて、毎日16時から翌日10時まで行われます。なお、昼間は大きな駐車場からバスに乗り換え温泉街へ向かうパークアンドライドが推奨されています。規制箇所から温泉街までの徒歩での移動は、人命に関わるため禁止となっています。

  • 10時~16時(最終シャトルバスの温泉街発時刻17時):入場制限対象外時間(人数制限なし・パークアンドライド実施)
  • 17時~20時:入場規制対象時間(人数制限あり・パークアンドライド実施)
  • 20時~翌10時:入場規制時間(通行許可者以外通行禁止)
交通規制は夕方から翌朝にかけて、毎日16時から翌日10時まで

 17~20時の規制時間帯は、1時間当たりの入場者数を100人に制限します。

 入場はチケット制で、銀山温泉の公式サイトで購入できる予定です。