目次

  1. キャッシュとは何か Cookieとは違う?
  2. キャッシュクリアとは何か
  3. Chrome、edge、Safariなどでキャッシュクリアを行う方法
    1. Windows>GoogleChromeのブラウザでキャッシュクリア
    2. Windows>MicrosoftEdgeのブラウザでキャッシュクリア
    3. iPhone>Safariでキャッシュクリア
    4. Android>GoogleChromeのキャッシュクリア
  4. キャッシュクリアの注意点

 キャッシュとは、ウェブサイトを閲覧した際に、ブラウザやアプリが一時的に保存しておくデータのことです。キャッシュには画像、動画、スクリプトなどさまざまな情報が含まれており、一度保存されると、ウェブサイトにもう一度アクセスした際に表示速度を短縮できます。

 似たものに、ウェブサイトを訪問したユーザーの情報を保存する「Cookie」があります。CookieがID・パスワードなどを保存することで自動ログインが可能になり、ウェブサイトをスムーズに閲覧できるようになります。

 キャッシュクリアとは、ブラウザやアプリが保存しているキャッシュを削除することです。キャッシュクリアを行っても、ウェブサイトやアプリの機能に影響はありません。ただしキャッシュを削除すると、次回同じウェブサイトにアクセスした際に、データを読み込む時間が長くなることがあります。

 政府広報オンラインで紹介されている方法などを参考に、Windowsのパソコン、iPhone、Androidなどのスマートフォンで、ブラウザのキャッシュを削除する方法をそれぞれ試していきます。

 GoogleChromeのブラウザのキャッシュをクリアするには、以下の操作を行います。

  • 画面右上の「︙」をクリックし、「設定」を選択します。
  • 「プライバシーとセキュリティ」をクリックし、「閲覧履歴データを削除」をクリックします。
  • 「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れ、「データを削除」をクリックします。
Windows>GoogleChromeのブラウザでキャッシュクリアを行う方法

 MicrosoftEdgeのブラウザのキャッシュをクリアするには、以下の操作を行います。

  • 画面右上の「…」をクリックし、「設定」を選択します。
  • 「プライバシー、検索、サービス」をクリックし、「今すぐ閲覧データをクリア」の「クリアするデータの選択」をクリックします。
  • 「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れ、「今すぐクリア」をクリックします。
Windows>MicrosoftEdgeのブラウザでキャッシュクリアを行う方法

 iPhoneユーザガイドによると、iPhoneのsafariでキャッシュをクリアする手順は以下の通りです。この操作により、Cookieも同時に消去できます。

  • 「設定」から「Safari」を選択します。
  • 「詳細」から「Web サイトデータ」の順に選択します。
  • 「全Webサイトデータを削除」をタップすると、キャッシュとCookieを消去できます。
iPhone>safariでキャッシュクリアを行う方法

 Androidのスマートフォンでは、GoogleChromeのブラウザからパソコンと同様の方法で行うほか、「設定」からもキャッシュを削除できます。

  • 「設定」から「アプリ」を開きます。
  • 「○個のアプリをすべて表示」を選択し、GoogleChromeをタップします。
  • 「ストレージとキャッシュ」を選択します。
  • 「キャッシュを削除」をタップします。
AndroidでChromeのキャッシュクリアを行う方法

 キャッシュクリアを行うと、ブラウザやアプリが一時的に保存していたデータが削除されてしまいます。そのため、キャッシュクリア後は以下のことに注意してください。

  • ページの読み込みが遅くなることがある。
  • データ通信量が増加することがある。
  • ログイン情報や入力した内容が削除される可能性があるため、IDやパスワードなどを別の場所に保存しておく。

 ウェブサイトやアプリが正しく表示されない場合などに、キャッシュクリアを試してみてください。