目次

  1. 太平洋高気圧、猛暑日のところも
  2. 熱中症対策、6月から義務化

 夏の太平洋高気圧が日本付近に張り出す影響で東日本は6月17~19日・西日本は20日にかけて気温の高い日が続く見込みです。そのため、猛暑日となるところが出てくる見込みです。

 環境省の熱中症予防情報サイトでも、16日に香川県・和歌山県・鹿児島県の奄美地方・縄県八重山地方に熱中症警戒アラートを出しました。沖縄県以外で出るのは今シーズン初となります。今後、さらに発令される地域が広がる可能性があるので、今後の情報に注意してください。

 このほか、西日本では前線や低気圧に向かう暖かく湿った空気の影響で、西日本では17日はじめにかけて、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴い激しい雨の降る所がある見込みです。局地的な激しい雨にも注意してください。

 厚生労働省によると、2025年6月1日から、改正労働安全衛生規則が施行され、職場における熱中症対策が義務化されます。

 具体的には、熱中症のおそれがある労働者を早期に見つけ、その状況に応じ、迅速かつ適切に対処することにより、熱中症の重篤化を防止するため、事業者に対し、「早期発見のための体制整備」、「重篤化を防止するための措置の実施手順の作成」、「関係作業者への周知」を義務付けます。