無料のAI講座「AI For Everyone」5000人超が受講登録
AIやディープラーニング(深層学習)の基本を学べる無料講座「AI For Everyone」が開講から2週間で受講登録が5000人を超えたと、日本ディープラーニング協会(理事長・松尾豊東京大教授)が2021年5月に発表しました。DXが注目される社会で、AIの基礎や社内への導入などについて動画で学べます。
AIやディープラーニング(深層学習)の基本を学べる無料講座「AI For Everyone」が開講から2週間で受講登録が5000人を超えたと、日本ディープラーニング協会(理事長・松尾豊東京大教授)が2021年5月に発表しました。DXが注目される社会で、AIの基礎や社内への導入などについて動画で学べます。
画像や音声の分析、異常検知、予測などAIが活用できる分野が広がっています。この急速なAI技術の発展を支えているのがディープラーニング(深層学習)という技術です。
ディープラーニング(深層学習)とは、人間が教えなくても、大量のデータがあればAIがデータに含まれる特徴を見つけて学習するという仕組みです。
AI技術は進展しても、ビジネスの現場で使いこなすには、AIリテラシーが欠かせません。そこで、日本ディープラーニング協会などが無料講座「AI For Everyone」を公開しました。
AI For Everyone(すべての人のためのAIリテラシー講座)とは、もともとは世界60万人以上が受講したオンラインの英語講座です。これに松尾教授が日本語で解説するコンテンツを追加しました。
受講資格や受講期間に制限はありません。講座は、約5時間のオンラインでのビデオ講座形式です。英語版の音声を日本語テキスト化した講座に加えて、松尾氏が日本語で解説するパートもあります。
講座では、次のような内容を学ぶことができます。
受講は無料ですが、「修了証付きコース」を希望する場合は、受講サイト「Coursera」に対し49ドルを支払う必要がありますので注意してください。
受講サイト「Coursera」に掲載されている「無料で登録」ボタンより受講者登録をしてください。
このほか、2021年5月にはAI関連の名著「解釈可能な機械学習/Interpretable Machine Learning」の日本語訳も無料公開されました。
日本語訳では、「機械学習は、製品や処理、研究を改善するための大きな可能性を秘めています。 しかし、コンピュータは通常、予測の説明をしません。これが機械学習を採用する障壁となっています」と説明し、AIの判断を解釈可能なものにすることについて書かれています。
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