採用面接辞退の理由とは 「応募後の再考」「ネット上での評判」などが上位
転職するときに面接辞退をする理由について、総合求人サイト「エン転職」でアンケートしたところ、ユーザー7206人の回答で上位に来たのは「応募後の再考」「ネット上での評判」「他社での内定」といった理由でした。エン転職を運営するエン・ジャパンが発表しました。
転職するときに面接辞退をする理由について、総合求人サイト「エン転職」でアンケートしたところ、ユーザー7206人の回答で上位に来たのは「応募後の再考」「ネット上での評判」「他社での内定」といった理由でした。エン転職を運営するエン・ジャパンが発表しました。
目次
エン・ジャパンは、「エン転職」を利用するユーザーに対し、2021年11月25日~12月22日、インターネットによるアンケートしたところ、7206人から有効回答が得られました。
アンケートによると、転職活動の面接を辞退したことがあると回答したのは31%でした。
アンケートでは、面接辞退の経験がある方に辞退を決めたタイミングを尋ねました。すると、次のような結果となりました。
「応募後、企業から連絡が来るまで」……24%
「面接の連絡が来てから、面接日程が決まるまで」……43%
「面接日程が決まってから、面接日の前日まで」……39%
「面接日当日」……8%
「その他」……4%
次に辞退を決めた理由についても聞きました。上位は次の通りです。
「応募後に再考し、希望と異なると判断したため」……46%
「ネット上で良くない評判やウワサを知ったため」……31%
「他社で選考が進んだ・内定を得たため」……31%
このうち、とくに「ネット上で良くない評判やウワサを知ったため」と回答した20、30代は、全世代の平均をやや上回りました。自由回答欄では次のようなコメントが寄せられたといいます。
転職の口コミサイトはすでにたくさんあります。ネット上のうわさに対して、企業はどう対処すればよいのでしょうか?エン転職の広報担当者に聞きました。
「まず、意図的に否定的なコメントを削除しようとしない方が良いでしょう。若い世代は否定的なコメントがあっても当然と受け止めています。転職の口コミサイトで企業側も投稿できる場合は、否定的なコメントで指摘されたポイントに対し、企業としてどのように対応しているか、改善点や対策などをきちんと説明するのが良いのではないでしょうか。
また、現役社員に協力してもらえるなら、会社の改善した方が良いところに加え、好きなところも合わせて投稿してもらう方法もあるでしょう」
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