【終了しました】連続起業家 田所雅之さん公開メンタリング開催
杉本崇
(最終更新:)
経験豊富な経営者や起業家と1対1で話し、事業アイデアを磨く「メンタリング」が日本でも定着しつつあります。ツギノジダイでは、日米で5社を起業し、2019年に600社をメンタリングした田所雅之さんを招き、3月7日20時から無料の公開メンタリングを開催します。事業アイデアの壁打ちをするのは、中小企業庁のピッチイベント「アトツギ甲子園」ファイナルに出場する常磐精工3代目喜井翔太郎さんです。新規事業を考えている若手経営層はオンラインで視聴できます。
公開メンタリング概要
■日時 2022年3月7日(月)20:00~21:30
20:00 – 田所さん – 喜井翔太郎さん公開メンタリング
20:30 – 田所さん・杉本編集長対談「中小企業の新規事業の作り方」
■場所:オンラインで開催
■参加対象者:事業承継者、事業承継の予定がある方、事業承継と関わりのある方
■参加費:無料
公開メンタリングを視聴できるFacebookグループ
メンタープロフィール:田所雅之さん
田所 雅之さん
株式会社ユニコーンファームCEO
関西学院大学 専門職大学院 経営戦略科 客員教授
これまで日本で4社、シリコンバレーで1社起業をした連続起業家
2017年発売以降115週連続でAmazon経営書売上1位になった「起業の科学 スタートアップサイエンス」、及び「御社の新規事業はなぜ失敗するのか? 企業発イノベーションの科学」 「起業大全」の著者。
2014年から2017年までシリコンバレーのVCのパートナーとしてグローバルの投資を行う。
現在は、スタートアップ経営や大企業のイノベーションを支援するユニコーンファームのCEOを務める。
年間の講演回数は160回(2019年実績)以上
新規事業アドバイス/メンタリングは600回(2019年実績)以上
内閣府タスクフォース(価値デザイン社会審議会)メンバー
経産省主催STS(シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援)の協議会メンバー
経産省主催TCP(ベンチャー支援プログラム)のメンター/審査員
などを歴任
メンタリング:常磐精工 喜井翔太郎さん
会社概要
常磐精工は、従業員数20人余りの創業58年になる会社です。大阪府堺市に自社工場を持っており、アルミフレームを用いて飲食店等に設置されるスタンド看板の製造を行っています。
また看板製造で培ったリソースを活かして、コロナ対策の飛沫防止パーテーションや消毒液用スタンドの製造も行っています。
プロフィール
私は常磐精工のアトツギです。大学卒業後、建設機械メーカーに就職してものづくりの基礎を学び、8年前に家業に戻りました。家業に戻ってからは、前職で培った技術を活かし3D CADを用いた製品設計や営業企画を主に担当しています。新規事業をブラッシュアップするために何度かピッチコンテストにも出場しています。
新規事業案
新事業『看板コンサルティング』はコロナで大きな影響を受けた小規模飲食店をターゲットにした新サービスです。飲食店はお客様が来店して初めて利益を得ます。つまり集客に必要な看板や感染対策商品はお金が無い時こそ必要です。そこで飲食店向けに、看板、飛沫防止パーテーション、消毒液用スタンドを後払い分割購入できる割賦販売のサービスを提案します。
喜井さん、アトツギ甲子園決勝進出へ
喜井さんは、全国の中小企業のアトツギ(後継者候補)が新規事業プランを競うピッチイベント「第2回アトツギ甲子園」(主催:中小企業庁)のファイナル(最終審査発表会)に進出することが決まりました。ファイナルの出場者は、喜井さん含め15人です。
アトツギ甲子園は、3月12日13:00~18:00、品川グランドホール(オンライン配信あり)で開催予定です。参加無料で観戦もできます。申し込みは、アトツギ甲子園の公式サイトへ。
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この記事を書いた人
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杉本崇
ツギノジダイ編集長
1980年、大阪府東大阪市生まれ。2004年朝日新聞社に記者として入社。医療や災害、科学技術・AI、環境分野、エネルギーを中心に取材。町工場の工場長を父に持ち、ライフワークとして数々の中小企業も取材を続けてきた。
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