【4月13日は何の日】25年前、タイガー・ウッズがマスターズ最年少制覇
「実は10年前のきょう…」「きょうはこんな日なんですけど…」。取引先との雑談や、プレゼンの冒頭、社内の朝礼など、日々のビジネスシーンでのちょっとした会話のきっかけになる話題の“タネ”を紹介します。
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21歳3カ月での優勝は、それまでの23歳の記録を大幅に更新する大会史上最年少。
前年8月にプロに転向したばかりで、人種や世代を超えたヒーローへと一気に駆け上がりました。
朝日新聞は翌日の夕刊1面で「21歳ウッズV」と報じ、スポーツ面では「天才ウッズ 歴史を変えた」と偉業をたたえました。
ウッズはその後、世界ランキング1位に輝くなど、プロゴルフ界に旋風を巻き起こしました。
来日して大会に出場すると、会場には大勢の観客が集まり、ウッズのプレーを追いかけました。
しかし、2009年11月に起こした自動車事故をきっかけに、複数の女性との不倫が次々と発覚。
「紳士のスポーツ」と呼ばれるゴルフ界のスーパースターは一転、醜聞にまみれ、競技活動の自粛に追い込まれました。
曲折を経て、復活を遂げたのは2018年。
ツアー選手権で5年ぶりの優勝を果たしました。
2019年4月のマスターズでは14年ぶり5度目の優勝。
メジャー通算15勝目を挙げたウッズは、「また第一線で優勝できるとは想像もしていなかった」と話しました。
24年前、史上最年少でマスターズを制覇した時、「この優勝が、少しでも多くの子どもがゴルフを始めてくれる助けになればうれしい」と語っていたウッズ。
当時、日本でもウッズに憧れてゴルフに夢中になる子どもたちがたくさんいました。
そうした「タイガー世代」が今のゴルフ界で活躍。アメリカのツアーで活躍する松山英樹もその一人です。
メジャー初制覇から26年経った2021年4月11日。
こんどはその松山がマスターズで初優勝を果たしたというニュースが飛び込んできました。
日本人初の快挙です。
ウッズはツイッターで、「日本に誇りをもたらした英樹」と祝福のエールを松山に贈りました。
「君と君の国にとって、こんなに大きな偉業を達成しておめでとう。歴史的なマスターズ制覇はゴルフ界全体にインパクトを与える」とたたえています。(敬称略)
Making Japan proud Hideki. Congratulations on such a huge accomplishment for you and your country. This historical @TheMasters win will impact the entire golf world.
— Tiger Woods (@TigerWoods) April 11, 2021
(朝日新聞社の経済メディア「bizble」で2021年4月13日に公開した記事を転載しました)
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