【4月12日は何の日】61年前、ガガーリンが人類史上初の宇宙飛行
「実は10年前のきょう…」「きょうはこんな日なんですけど…」。取引先との雑談や、プレゼンの冒頭、社内の朝礼など、日々のビジネスシーンでのちょっとした会話のきっかけになる話題の“タネ”を紹介します。
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61年前の1961年4月12日、旧ソビエト連邦(現在のロシア)が、ユーリ・ガガーリン少佐(1934~1968)を乗せた宇宙船「ボストーク1号」の打ち上げに成功しました。
大気圏外で地球を1周し、無事に帰還。
人類史上初となった有人宇宙飛行は、打ち上げから帰還まで108分間でした。
翌日の朝日新聞は1面トップで、このニュースを大きく報道。
日本国内やアメリカなど諸外国の反応も、複数のページを使って伝えました。
ガガーリンは当時27歳。
空軍のパイロットを経て宇宙飛行士に選ばれた少佐でした。
帰還後、宇宙からの眺めについて「空は非常に暗かった。一方、地球は青みがかっていた。地上はよく見えた」と述べました。
日本ではのちに「地球は青かった」という言葉で広く知られるようになり、人類の名言の一つとして語り継がれています。
ガガーリンはその後、世界各国を親善訪問し、1962年5月には日本を訪れました。
しかし1968年3月、空軍機で訓練飛行中に墜落し、34歳の若さで亡くなりました。
2020年11月、アメリカのスペースX社が開発した新型宇宙船「クルードラゴン」が打ち上げられました。
国際宇宙ステーション(ISS)まで往復する初の民間宇宙船です。
日本の宇宙飛行士、野口聡一さん(55)が搭乗してISSに到着。
半年間の活動を続けています。
人類初の宇宙飛行から60年余り。
民間の宇宙船が宇宙を行き来する時代になりました。
(朝日新聞社の経済メディア「bizble」で2021年4月12日に公開した記事を転載しました)
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