20代は「JAL CLUB EST普通カード」で旅行エリートになろう
かつて“キャッシュレス後進国”と言われた日本。近年はクレジットカードや電子マネーの利用が進み、「どのカードがお得?」「ポイント還元率は?」といった会話も日常の風景になりました。業界を30年以上取材してきた岩田昭男さんが、“キャッシュレス狂騒曲”を冷静に見つめ、利点や問題点を分析します。
かつて“キャッシュレス後進国”と言われた日本。近年はクレジットカードや電子マネーの利用が進み、「どのカードがお得?」「ポイント還元率は?」といった会話も日常の風景になりました。業界を30年以上取材してきた岩田昭男さんが、“キャッシュレス狂騒曲”を冷静に見つめ、利点や問題点を分析します。
JALマイルが貯(た)まるクレジットカードはたくさんあります。
どれが最も優れているかと言われると、種類が多すぎて決められません。
しかし、20代向けカードに限れば、最も優れた1枚を選べます。
それが今回紹介するJAL CLUB EST普通カード(20代限定)です。
申し込み資格があるのは、原則として20歳以上30歳未満の人です。
年会費は7700円(カード年会費2200円=以下すべて税込、初年度無料=とJAL CLUB EST年会費5500円)と、一般のJALカードに比べ、かなり高めの設定です。
しかし、マイルの貯まる速さやマイルの有効期限の長さなど、様々な点でワンランク上と言えます。
私もこのカードを20代の頃に持っていれば、JALマイルをどんどん貯めて世界を自由に飛び回り、それからの人生が大きく変わったかもしれません。
20代の人たちには、ぜひこのカードを持って世界中をめぐり、多くの人に会ってほしいと思います。
このカードには「旅行エリート」になる要素がすべて詰まっています。
マイル還元率の高さ、マイルの有効期限の長さ、エリート会員になるためのポイント援助、ファーストクラスの人しか入れないラウンジへの入室権など、20代では得づらいサービスを体験させてくれます。
今は縁遠い世界と感じても、10~20年後に「なるほど、あの時見たのはエリートビジネスマンの日常だったのだ」と気づくでしょう。
そして、重要なのはJALが会社を挙げて応援してくれることです。
こうしたユニークなサービスは、JALならではの優れたマインドのなせるわざです。
こうした機会は他にほとんどありませんから、ぜひ体験してみて下さい。
このカードの強さは6つあります。
順に紹介します。
1. JALマイルが最大4倍になる
一般のJALカードには、カードを利用するとマイルが2倍になる「ショッピングマイル・プレミアム」の特典が有料でついてきます。
JAL CLUB EST普通カードでは、これが無料でついてきます。
いつも2倍のマイルが付与される計算です。
さらに、JALカード特約店(小売店やレストラン、ホテルなど)でカード決済すると、マイルはさらに2倍付与されます。
「ショッピングマイル・プレミアム」と合わせれば最大4倍とお得です。
2. マイル有効期限が通常より2年延長
一般のJALカードでは、獲得したマイルの有効期限は3年間です。
しかし、JAL CLUB EST普通カード では2年長い5年間です。
この5年という期間は、マイルを貯めるのに有利です。
例えば年間100万円をカード決済するとして、一般のJALカードと比べてみましょう。
一般のJALカードは3年間で1.5万マイル貯まります。
JAL CLUB EST普通カードで上記の「最大4倍」を適用すると、5年間で10万マイルと、一般JALカードの6.6倍のマイルが貯まります。
1.5万マイルだと、特典航空券でもせいぜい国内旅行を楽しめるぐらいです。
しかし、10万マイル貯まるとヨーロッパと日本を往復できます。
3. 搭乗ボーナスマイルが上乗せされる
一般のJALカードでは、入会後の毎年初回搭乗時に1000マイル、さらに搭乗ごとに10%のフライトマイルが付与されます。
JALグループの飛行機に乗るたびに得をする仕組みです。
一方のJAL CLUB EST普通カードは、入会後初の搭乗で5000マイル、翌年以降の毎年初回搭乗時に2000マイルを得られます。
さらに、搭乗ごとにもらえるフライトマイルは25%と有利です。
4. FLY ONポイントの毎年付与で会員ランクアップを狙える
JALは航空機の利用頻度に応じ、ステータス別のJALマイレージバンク(JMB)会員カードを発行しています。
JAL CLUB EST普通カードをもっていると、ステータスのランクアップ条件となるFLY ONポイントが毎年2000ポイント付与されます。
このポイントを貯めることで、クリスタル→サファイヤ→ダイヤモンドの順で、上級顧客への階段を登れます。
ランクが上がるほど、有利な条件でJALのサービスを利用でき、旅行を快適に過ごせます。
クレジットカードの決済面ばかり見ていると、こうした隠れた特典を見逃しがちです。
しかし、将来にわたって最高のサービスを受けるには、ステータスも重要な要素と言えます。
5. VIP向けサクララウンジ(国内線)を年5回利用可
サクララウンジは国内17カ所に設置されている、JALの最上級ラウンジです。
搭乗時間を待つ間、フリードリンクを飲みながらソファーでくつろいだり、シャワーを浴びたりと、リラックスして過ごせます。
本来ならサファイヤ、ダイヤモンドなどのJMB会員やファーストクラスの利用者しか入室できない、エリートのためのラウンジです。
しかし、JAL CLUB EST普通カードの会員になると、年5回の回数制限はあるものの、国内線ラウンジに自由に出入りできます。
サクララウンジはビジネスマンの憧れの的と言っていいでしょう。
なかなか入る機会のない場所かもしれませんから、この機会に一度のぞいておきましょう。
6. ビジネスクラスのチェックインカウンターを利用可
多くの人が海外旅行で悩まされるのが、チェックインカウンターの混雑です。
特にコロナ禍では、どうしても時間がかかってしまいます。
JAL CLUB EST普通カードなら、ビジネスクラスのカウンターを利用できます。
快適なチェックインにより、旅をいっそう楽しめます。
このように魅力的な特典が多数ついています。
JALが全力でバックアップしてくれますから、20代の方は検討してみてはいかがでしょうか。
(朝日新聞社の経済メディア「bizble」で2022年3月17日に公開した記事を転載しました)
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