目次

  1. 郵便物の特殊取扱料・付加サービス値上げいつから?
  2. 簡易書留など値上げ早見表 320円切手は廃止
  3. ゆうパック・ゆうメールの付加サービスを値上げ・廃止
  4. 国際郵便料金の値上げ
    1. 対象となる国際郵便料金
    2. 国際eパケット郵便物の料金の廃止
    3. 国際通常郵便物の地帯区別の変更
    4. 重量段階の変更

 日本郵便が書留・内容証明・国際郵便など郵便料金の一部や、ゆうパックやゆうメールなどの付加サービスの一部を改廃するのは、2023年10月1日からです。

 詳細は以下の通りです。

 日本郵便によると、以下のように郵便物の特殊取扱料を改定します。

種類 改定前 改定後
一般書留料・現金書留料※1 435円 480円
簡易書留料※2 320円 350円
引受時刻証明料 320円 350円
配達証明料(差出時) 320円 350円
配達証明料(差出後) 440円 480円
内容証明料(謄本が1枚) 440円 480円
内容証明料(謄本が2枚以上の追加料金) 260円 290円
内容証明謄本閲覧料 440円 480円
特別送達料 570円 630円
代金引換料 265円 290円

※1 損害要償額が一定額を超える場合の追加料金も改定します。(一般書留料+21円→+23円、現金書留料+10円→+11円)
※2 簡易書留料の新料金に対応する 350円普通切手を9月1日に発行します。また、旧料金に対応する 320円普通切手は、9月1日~10月31日、全国の郵便局で、交換手数料無料で他の郵便切手類と交換します。

 ゆうパックの付加サービスを次のように改廃します。

種類 改定前 改定後
セキュリティサービス料金 380円 420円
代金引換料金(都度代引) 265円 290円
本人限定受取料金 210円 廃止

 ゆうメールの付加サービスを次のように改廃します。

種類 改定前 改定後
一般書留料金 380円 420円
簡易書留料金 320円 350円
代金引換料金 265円 290円
引受時刻証明料金 320円 廃止
配達証明料金(差出時) 320円 廃止
配達証明料金(差出後) 440円 廃止
本人限定受取料金 210円 廃止

 次の国際郵便料金を改定します。

  • 書状の料金
  • 郵便はがきの料金
  • 印刷物(低料印刷物を除く)の料金
  • 小形包装物の料金
  • 特別郵袋印刷物(低料印刷物を除く)の料金
  • 航空優先大量郵便物の料金
  • 航空非優先大量郵便物の料金
  • 国際eパケットライト郵便物の料金
  • 国際郵便料金受取人払の郵便物(書状および郵便はがきに限る)の料金
  • 特殊取扱の料金 書留料(特別郵袋印刷物を除く)、受取通知料、保険料(通常郵便物に限る)

 詳しい料金設定は、日本郵便の公式サイトで説明しています。

 書留とする航空扱いの小形包装物の特別料金(国際eパケット郵便物)は、2023年9月30日に廃止します。なお、書留とする航空扱いの小形包装物は、引き続き利用できます。

 国際通常郵便物の地帯の区別を、国際小包郵便物およびEMS郵便物の地帯の区別に合わせて5地帯に変更します。

  1. 船便扱いとする書状の最低重量区分を20gから25gに変更します
  2. 印刷物の最低重量区分を20gから50gに変更します
  3. 航空扱いとする印刷物の重量段階を2kgまで100gごとに変更し、また、2kgを超える航空扱いとする印刷物およびSAL扱いとする印刷物の重量段階を1kgごとに変更します