ヤマト運輸、配達日数を6月から一部で変更 1日遅くなる地域を紹介
ヤマト運輸は、宅配便の一部区間で、2023年6月1日発送分から到着予定日が1日遅くなると発表しました。配達日数に余裕を持たせて、サービスを安定させるのが目的といいます。対象となるサービスや地域を紹介します。
ヤマト運輸は、宅配便の一部区間で、2023年6月1日発送分から到着予定日が1日遅くなると発表しました。配達日数に余裕を持たせて、サービスを安定させるのが目的といいます。対象となるサービスや地域を紹介します。
ヤマト運輸の発表によると配達日数が変わるサービスは次の通りです。
主に関東甲信越地方と中国・四国地方、岩手県と関西地方、富山・静岡県と福岡県をむすぶ長距離区間で配達日数が変更になります。対象地域の詳細は次の通りです。
対象区間(往復) | ||
---|---|---|
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県、山梨県、新潟県 |
⇔ 往復ともに対象 |
島根県(松江市、安来市)、広島県(福山市)、鳥取県、岡山県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県 |
岩手県 |
⇔ 往復ともに対象 |
滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県 |
対象区間(片道) | ||
---|---|---|
富山県、静岡県(浜松市、磐田市、掛川市、菊川市、御前崎市、榛原郡、島田市、牧之原市、袋井市、湖西市、周智郡) |
⇒ 福岡行きのみ対象 |
福岡県 |
対象地域で荷物を送った場合、従来の到着予定日は発送日の翌日でしたが、6月1日以降は到着日が1日遅くなって、発送日の翌々日に荷物が届くことになります。配達時間の指定ができる時間帯も、従来の「発送日の翌日14時以降」から「発送日翌々日の午前中以降」に変わります。
ヤマト運輸の広報担当者によると、「近年は、老朽化した高速道路の工事や大雨で速度や車線が規制され、輸送に時間がかかるケースが増えている」といいます。こうした影響を受けやすいルートで確実に荷物を届けるため、配達日数の変更に踏み切ったとのことでした。ヤマト運輸は毎年春と秋に、輸送ネットワークの状況をふまえて配達日数を見直しており、今後も変更される可能性があります。
おすすめのニュース、取材余話、イベントの優先案内など「ツギノジダイ」を一層お楽しみいただける情報を定期的に配信しています。メルマガを購読したい方は、会員登録をお願いいたします。
朝日インタラクティブが運営する「ツギノジダイ」は、中小企業の経営者や後継者、後を継ごうか迷っている人たちに寄り添うメディアです。さまざまな事業承継の選択肢や必要な基礎知識を紹介します。
さらに会社を継いだ経営者のインタビューや売り上げアップ、経営改革に役立つ事例など、次の時代を勝ち抜くヒントをお届けします。企業が今ある理由は、顧客に選ばれて続けてきたからです。刻々と変化する経営環境に柔軟に対応し、それぞれの強みを生かせば、さらに成長できます。
ツギノジダイは後継者不足という社会課題の解決に向けて、みなさまと一緒に考えていきます。