目次

  1. ベインキャピタルとは
  2. レッドバロンとは
  3. レッドバロン買収で今後どうなる?

 ベインキャピタルによると、1984年創業。いまは4大陸に23のオフィスを構えおり、約1400社への企業に投資を行い、事業価値創造を支援してきたと説明しています。

 ベインキャピタルは、プライベートエクイティに加えて、クレジット、パブリックエクイティ、ベンチャーキャピタル、不動産など、複数のアセットにわたって投資を行っており、約1850億ドルの運用資産を有しています。

 レッドバロングループは、1972年に愛知県岡崎市に「ヤマハオートセンター」として創立。2023年11月末時点で、国内306店舗、海外に海外5事業所・店舗を展開し、中古バイク販売大手となっています。

 国内外の新車・中古車の販売だけでなく、アフターサービス付きの販売に欠かせない整備工場を備えるなどの特徴があります。従業員数は、2482人。

 ベインキャピタルは、レッドバロングループの親会社である「レッドバロンプロパティーズ」の過半数の株式を取得する予定ですが、創業家である杉浦家もグループ株式を保有し、株主として残る予定です。

 そのうえで、ベインキャピタルはレッドバロン買収にあたり「ベインキャピタルは、創業家及び経営陣とのパートナーシップのもと、ベインキャピタルが有する日本国内並びに全世界での1400社以上への投資経験に基づく経営ノウハウや知見を活用し、より一層成長を加速するため、同社(レッドバロン)の事業・経営基盤の更なる強化、ならびに中長期的な事業成長の実現と企業価値の最大化を支援して参ります」とのコメントを発表しました。

 レッドバロンも「レッドバロングループでは、創業から続くお客様第一主義を継承し、ライダーの未来を創造し、今と未来の冒険を共に楽しむ企業に成長するために経営基盤強化を検討した結果、レッドバロングループの企業理念や経営方針と合致するベインキャピタルとの契約締結に至りました」とコメントしています。