目次

  1. Skypeがサービスを終了 2025年5月5日
  2. Skypeサービス終了の理由
  3. SkypeからMicrosoft Teams Freeへの移行方法
    1. 既存のSkypeアカウントでTeams Freeにログイン
    2. SkypeからTeams Freeへの移行にかかる時間
    3. Teams Freeに移行されないデータ
    4. SkypeとTeams Freeの移行期間の併用
    5. Skypeデータの削除
  4. Microsoft Teams Freeの機能

 Microsoftは、Skypeのサービスを2025年5月5日に終了します。Skypeでサブスクリプションに加入している場合は、4月3日まで自動的に更新され、その後は新たな購入や更新ができなくなります。また、Microsoft 365 PersonalおよびMicrosoft 365 Familyのサブスクリプション特典である60分間のSkype通話機能も、2026年3月に削除されます。

 Microsoftは、Skypeのサービスを終了する理由を「最新のコミュニケーションおよびコラボレーションハブであるMicrosoft Teamsに注力するため」だとしています。

 Microsoftによると、SkypeユーザーはMicrosoft Teams Freeに移行できます。SkypeアカウントでTeams Freeにログインすると、チャットと連絡先が表示されます。Microsoft Teams Freeを使用しない場合は、 Skypeデータをエクスポートできます。

 既存のSkypeアカウントで Teams Freeにログインすると、チャットと連絡先が自動的に利用できるようになります。 Teams Freeアカウントを新しく作成する必要はありません。

 Microsoftは、Skype からTeams Freeへ移行するためのデータの同期にかかる時間は1分未満だとしています。

 以下のデータは、SkypeからTeams Freeに移行されません。

  • Skypeユーザーとの職場または学校アカウント間のチャット
  • SkypeユーザーとSkype for Businessのチャット
  • 自己履歴を含む1:1チャット、およびプライベート会話データ
  • Copilotとボットのコンテンツ

 チャットからメッセージとメディアをエクスポートするには、Skypeのエクスポートページからデータをダウンロードします。

 Teams Freeにログインしても、Skype へのアクセスはブロックされません。 2025年5月5日までの移行期間中、Skypeデータには引き続きアクセスでき、必要に応じて両方のアプリを使用できます。

 また、5月5日までは、Teams FreeからSkypeユーザーと直接通話・チャットができます。

 Skypeデータはエクスポートあるいは削除のため、2026年1月まで利用できます。Teams Freeへ移行しない場合、Skypeデータは 2026年1月に削除されます。 

  Microsoftは、Teams Freeのサービスに、Skypeの以下のコア機能が含まれているとしています。

  • 1対1での通話
  • グループ通話
  • メッセージング
  • ファイル共有

 さらにTeams Freeには、会議のホスト、予定表の管理、コミュニティの構築と参加などの機能も用意されているとしています。