JR山手線のモバイルバッテリー出火はリコール対象製品 検索方法も紹介

東京都内のJR山手線内でモバイルバッテリーから出火し5人が軽いけがを負いました。このモバイルバッテリーについて、cheeroブランドを展開する「ティ・アール・エイ」(本社・大阪市)はリコール対象製品の「cheero Flat 10000mAh」と確認したと発表しました。リコール対象製品を確認する方法についてもあわせて紹介します。
東京都内のJR山手線内でモバイルバッテリーから出火し5人が軽いけがを負いました。このモバイルバッテリーについて、cheeroブランドを展開する「ティ・アール・エイ」(本社・大阪市)はリコール対象製品の「cheero Flat 10000mAh」と確認したと発表しました。リコール対象製品を確認する方法についてもあわせて紹介します。
出火があったのは、2025年7月20日のJR山手線車内です。ティ・アール・エイは24日14時30分ごろ、新宿消防署で出火元となったバッテリーを確認した結果、自社製のモバイルバッテリー「cheero Flat 10000mAh」であることが特定されたと発表しました。
「cheero Flat 10000mAh」はリコール対象製品として2023年から回収を進めていました。NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)の「SAFE-Lite」で検索したところ、2019年12月15日~2021年8月23日に約3万9300台が販売され、バッテリー本体を充電中に発火する重大製品事故が発生したため、リコール対象製品となっていました。
現在リコール対応を実施している「cheero Flat 10000mAh」を持っている消費者に向けて「安全のためご使用をお控えいただき、下記窓口までご連絡くださいますようお願い申し上げます」と呼び掛けています。
具体的には、ティ・アール・エイは【回収受付フォーム】を設けて回収を進めています。なお、「cheero Flat 10000mAh」は、従来と異なる特定の製造委託先にて製造された製品であり、ほかのモバイルバッテリー製品は、この委託先とは異なる工場で製造されていると説明しています。
モバイルバッテリーをはじめとするリコール対象製品は政府の公式サイト上で検索できます。
それぞれ対象製品の登録キーワードなどが異なっている場合があるため、検索するときはいくつかのキーワードを試しながら使ってみてください。
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