アンコンシャスバイアスの理解に役立つ資料 メルカリが無償公開
「だいたい女性は……」「あの人は○○だから……」。年齢や性別などで無意識に決めつけをしていませんか?その気づきを与えるワークショップの資料をメルカリが無償公開しました。組織で多様な経験や視点を大切にするためには、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)を普段から意識することが欠かせません。記事の最後で資料へのリンク先を案内しています。
「だいたい女性は……」「あの人は○○だから……」。年齢や性別などで無意識に決めつけをしていませんか?その気づきを与えるワークショップの資料をメルカリが無償公開しました。組織で多様な経験や視点を大切にするためには、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)を普段から意識することが欠かせません。記事の最後で資料へのリンク先を案内しています。
「アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)」とは、普段の生活のなかで、無意識下に培われた「思い込み」や「偏見」のことです。たとえば、年齢や性別、体格、宗教、国籍などでフィルターをかけて判断してしまっていませんか。
メルカリによると、「アンコンシャスバイアス」は、社員一人ひとりの成長を妨げるだけでなく、採用や人事評価まで左右する可能性があります。そのため、一人ひとりの多様な経験や視点を尊重した組織をつくるには、それぞれがこの「アンコンシャスバイアス」を日常的に意識する習慣をつくることが欠かせません。
次のような声を聞いたことはありませんか?
こうした「性別」や「人種」「年齢」などの属性だけをもとに、無意識の間に「決めつけ」を行ってしまうのが、アンコンシャスバイアスの事例として挙げられます。
メルカリは、グローバル採用が進む社内の多様化が進む中で、まずは社内の部活として学びが始まり、その後、2019年から独自の研修プログラム「無意識バイアス(アンコンシャスバイアス)ワークショップ」をつくりました。さらに2020年初めからは、全マネージャー受講必須の研修としており、今後は全社員向けに広げる予定です。
意思決定やコミュニケーションがアンコンシャスバイアスに影響されていないか、受講者自らが気づけるようになることをワークショップの目的としています。今回、下記のようにワークショップで使用している資料をメルカリが無償公開しました。
↓ここから続き
メルカリのワークショップはアンコンシャスバイアスとは何かを学び、セルフチェックをするのがプログラムの内容です。目指すゴールは次の3つです。
・無意識バイアスを理解する
・自分の無意識バイアスを意識できるようになる
・自分と他者に存在する無意識バイアスを意識する習慣をつける
公開している研修資料は、スライド資料(1.38MB)と、ファシリテーターガイド(研修進行用ガイド、1.83MB)の2種類があります。いずれもPDF方式です。
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