目次

  1. VPNとは
  2. 流出したVPN認証情報
  3. 推奨する対策

 VPNとは、社内ネットワークとインターネットをつなぐ接続口のような役割を持ち、たとえばテレワークで自宅に居ながらにして社内のデータにアクセスできるようになるしくみです。

 Fortinet社の公式ブログによると、世界で8.7万台のVPN認証情報が不正に開示されたといいます。2019年5月に修正された脆弱性「CVE-2018-13379」の修正されていないシステムから流出したと説明しています。

 朝日新聞デジタルの記事“企業狙うハッカー「攻撃マニュアル」入手 身代金ビジネスの実態は”によると、日本国内の台数を抜き出すと、重複を除き1700台近くに上ったといいます。

 Fortinet社は悪用を防ぐため、公式ブログで以下の対策を推奨しています。

  • 以下の改善策が実施されるまで、すべてのVPN(SSL-VPNまたはIPSEC)を無効にする。
  • 影響を受けたデバイスを、以下に示すように、直ちに利用可能な最新のリリースにアップグレードする。
  • すべての認証情報が侵害の可能性があるものとして扱い、組織全体でパスワードリセットを行う。
  • 多要素認証を導入することで、現在および将来にわたって、漏洩した認証情報の悪用を防止する。
  • パスワードリセットの理由をユーザーに通知し、HIBPのようなサービスをドメインごとに監視する。パスワードが他のアカウントで再利用されている場合、クレデンシャルスタッフィング攻撃に使用される可能性がある。