【8月11日は何の日】14年前、北京五輪で水泳・北島康介選手が金メダル
「実は10年前のきょう…」「きょうはこんな日なんですけど…」。取引先との雑談や、プレゼンの冒頭、社内の朝礼など、日々のビジネスシーンでのちょっとした会話のきっかけになる話題の“タネ”を紹介します。
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14年前の2008年8月11日、北京オリンピックの男子平泳ぎ100メートルで北島康介選手が、58秒91の世界新記録(当時)で優勝しました。
北島選手にとっては2004年のアテネオリンピックに続く、2大会連続となる金メダルとなりました。
当時の朝日新聞記事は、「超人『最高っすね』 顔にタオル、絶句10秒」との見出しとともに、その快挙を伝えています。
金、そして世界新――。レース前からそう口にしていた日本競泳界のエース北島康介(25)が、涙した。白いタオルで顔を覆ったまま、テレビカメラを前に10秒近く言葉が出ない。「ちょー気持ちいいっす。最高っすね」
2008年8月11日付朝日新聞夕刊(東京本社版)
「ちょー気持ちいい」は、2004年のアテネオリンピックの100メートル平泳ぎで優勝した後、北島選手自身がテレビカメラの前で発した第一声。
この年の「ユーキャン流行語大賞」で年間大賞に選ばれました。
4年後の北京オリンピックでも、「アテネより気持ちいい」と語ったと伝えられています。
北島選手は、100メートル平泳ぎだけではなく、2004年アテネ、2008年北京と、200メートル平泳ぎでも連覇を達成しています。
日本の競泳史上初めての偉業でした。
そんな北島選手は2016年4月8日、リオデジャネイロオリンピックの代表選考を兼ねた日本選手権の男子200メートル平泳ぎ決勝で5位となり、5大会連続のオリンピック出場を逃し、現役引退を表明しました。
「悔しいけど、晴れ晴れしい。やり切った感じでいっぱい」とすがすがしく語った北島選手。
北島選手らしい、力強い言葉で現役生活を締めくくりました。
(朝日新聞社の経済メディア「bizble」で2021年8月11日に公開した記事を転載しました)
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