【7月27日は何の日】21年前、ディズニーリゾートラインが開業
「実は10年前のきょう…」「きょうはこんな日なんですけど…」。取引先との雑談や、プレゼンの冒頭、社内の朝礼など、日々のビジネスシーンでのちょっとした会話のきっかけになる話題の“タネ”を紹介します。
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21年前の2001年7月27日、東京ディズニーリゾート(TDR)の各施設を結ぶ環状モノレール「ディズニーリゾートライン」が開業しました。
TDRを運営するオリエンタルランドがモノレール建設を発表したのは1997年2月25日。
翌日付の朝日新聞朝刊(東京本社版)によると、「東京ディズニーシー(TDS)開業に合わせ2001年中完成をめざす」とあります。
2000年には商業施設「イクスピアリ」と直営ホテルの「アンバサダーホテル」がオープン。
2001年秋にはTDSが開業することを踏まえ、加賀見俊雄社長(当時)は2000年8月の朝日新聞のインタビューで「これで千葉県浦安市に所有する210ヘクタールの土地を使い切ることになり、東京ディズニーリゾートが完成します。外周5キロに343億円を投じてモノレールを設置し、年間2500万人の入場を期待しています」と述べています。
ディズニーリゾートラインは当初の発表通り2001年に開業。
前年秋に朝日新聞に載った「試運転開始」の記事によると、路線はJR舞浜駅に隣接する「イクスピアリ」内を起点とし、「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」など4駅を約12分で結びます。
6両編成、定員537人で、窓枠やつり革にミッキーマウスの顔の形をかたどったのが特徴です。
乗客のほとんどはTDRのお客さんですが、東京観光のついでに乗っていく人も少なくないそうです。
車窓からは舞台待ちのキャラクターや、駐車場にコーンを並べたアートを見られることがあるといいます。
コロナ禍による休園を挟み、約4カ月ぶりに営業を再開した2020年7月には新型車両の運行を開始。
2020年7月8日付朝日新聞朝刊(東京本社版)によると、車内のつり革に3段階の高さを設け、子どもでもつかまりやすくしたほか、ミッキーマウスの顔の形の窓を1割ほど広くしました。
2023年度末までに5編成全てを新型に入れ替えるそうです。
(朝日新聞社の経済メディア「bizble」で2021年7月27日に公開した記事を転載しました)
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