【7月12日は何の日】12年前、サッカーW杯でスペインが初優勝
「実は10年前のきょう…」「きょうはこんな日なんですけど…」。取引先との雑談や、プレゼンの冒頭、社内の朝礼など、日々のビジネスシーンでのちょっとした会話のきっかけになる話題の“タネ”を紹介します。
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12年前の2010年7月12日、南アフリカのヨハネスブルグで開かれた第19回ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の決勝戦で、スペインがオランダを下し、W杯初優勝を遂げました。
ヨーロッパ以外の開催地で開かれたW杯で、ヨーロッパの国の代表が優勝するのは初めてのことでした。
スペインはブラジルやアルゼンチン、イタリア、フランスなどに続く史上8番目の優勝チームになりました。
決勝戦の相手はオランダでした。
どちらが勝利しても初優勝という緊張の展開。
0-0のまま進んだ延長戦で決勝のゴールを決めたのはMFのイニエスタでした。
スペイン、ブラジルなどサッカー強豪国ではサッカー人気は絶大。
高額年棒を得ることができるトップ選手は子どもたちのあこがれの的になりますし、W杯の勝敗は国を揺さぶる大ニュースです。
優勝を果たした代表選手がトロフィーを掲げて首都バルセロナに凱旋すると、街は歓喜の声を上げて大にぎわいに。
当時の朝日新聞によると、街の中心部で開かれたパレードでは8キロの沿道に100万人を超える人たちが集まり、選手たちは祝福を受けました。
さらに、スペインの国家元首、国王のフアン・カルロス1世とも面会し、選手たちは「スペインおよびスペイン国民の名において、チャンピオンたちにお礼を述べる」と直接、ねぎらいの言葉をかけられました。
決勝ゴールを放ったイニエスタが帰国後、仲間の選手たちから胴上げをされた写真は世界中に配信されました。
一方、W杯南アフリカ大会の日本代表の結果はベスト16でした。
代表監督は岡田武史さん。長友佑都さん、内田篤人さん、本田圭佑さん、稲本潤一さんら世界のトップリーグで活躍していた選手らを擁して大会に臨みました。
1次リーグではカメルーン、デンマークを下して決勝リーグにも進出。
ところが、初戦のパラグアイ戦で0-0となり、PK戦の結果、敗退しました。
ちなみに、スペイン代表を初優勝に導いたスター、イニエスタは2018年、Jリーグのヴィッセル神戸に電撃入団しました。
今シーズンも活躍しており、クラブとの契約は2023年まで続く予定です。
まだまだ日本でプレーする姿がみられそうですね。
(朝日新聞社の経済メディア「bizble」で2021年7月12日に公開した記事を転載しました)
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