【7月14日は何の日】55年前、タカラがリカちゃん人形を発売
「実は10年前のきょう…」「きょうはこんな日なんですけど…」。取引先との雑談や、プレゼンの冒頭、社内の朝礼など、日々のビジネスシーンでのちょっとした会話のきっかけになる話題の“タネ”を紹介します。
「実は10年前のきょう…」「きょうはこんな日なんですけど…」。取引先との雑談や、プレゼンの冒頭、社内の朝礼など、日々のビジネスシーンでのちょっとした会話のきっかけになる話題の“タネ”を紹介します。
55年前の1967年7月14日、おもちゃメーカーのタカラ(現・タカラトミー)が、着せ替え人形の「リカちゃん」を発売しました。
「リカちゃん」は、様々な服を着せ替えることができる人形として、多くの人の心をつかんできました。
リカちゃんの本名は「香山リカ」。
フランス人の父と日本人の母を持つ11歳の小学5年生。
性格は「明るくてちょっぴりあわてんぼう」。
当時、人形に設定があることが珍しかったといいます。
発売から50周年を迎えた2017年当時の朝日新聞の記事では、「累計6千万体以上が販売され、国内の認知度99%という調査結果もある」としています。
リカちゃんの生みの親は、タカラ創業者の佐藤安太(さとう・やすた)さんです。
リカちゃんのほかにも「人生ゲーム」や「チョロQ」など、数々の人気商品を世に送り出し、「おもちゃの王様」とも呼ばれました。
「リカちゃん」のデザインや設定は、時代に合わせて変わりました。
2017年の記事では、「初代は栗毛色のカールヘア、2代目は目がよりキラキラし、3代目は前髪を下ろしたストレートヘアに」と紹介しています。
リカちゃんの服も、流行を反映させ続けています。
リカちゃんの父親は当初、行方不明という設定だったそうです。
高度成長期で仕事に忙しく、自宅を留守がちにする父親が多かったという背景もあるようですが、土曜日の休みが増え始めた1989年に、父親の人形が登場したそうです。
時代に合わせて服装も設定も変化してきた「リカちゃん」。
これからどんな変化を遂げていくのか、注目していきたいですね。
(朝日新聞社の経済メディア「bizble」で2021年7月14日に公開した記事を転載しました)
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