88年前の1934年6月9日、ウォルト・ディズニーのキャラクター、ドナルドダックがアニメーション映画「かしこいメンドリ」で初めて登場しました。

金沢城公園新丸広場を一周するディズニーのキャラクターたち=2013年6月、金沢市、朝日新聞社

ウォルト・ディズニー・ジャパンによると、ドナルドダックは「短気で自己中心的で負けず嫌いな性格ですが、どこか憎めない性格」で、「かしこいメンドリ」でのデビュー以来、ディズニー最多の出演作品数を誇るとされています。

ドナルドダック誕生から18年後の1952年11月16日、朝日新聞の夕刊では「ぼくはマンガの人気者」という見出しで、ディズニーキャラクターの「自己紹介」を載せています。

朝日新聞東京本社発行の1952年11月16日付夕刊

記事内では

「1930年代(昭和5年)の始めごろ、兄貴株のミッキー・マウスの助演者として出演したのが私の売り出しですが、スターに昇格したのは、それから5年ほどたったころでした」 「いつもあわてんぼで気が短く、そのために珍妙な失敗ばかりしている私ですが、心はとても優しいところがあって、ときゞみなさんをホロリともさせます」

朝日新聞東京本社発行の1952年11月16日付夕刊

というドナルドダックの言葉が紹介されています。

 

(朝日新聞社の経済メディア「bizble」で2021年6月9日に公開した記事を転載しました)