目次

  1. アイリスオーヤマとは
  2. アイリスオーヤマが公表した道交法違反
  3. 道路交通法が規定 横断歩道等における歩行者等の優先
  4. 再発防止策を当日発表

 アイリスオーヤマは1971年4月設立で、家電製品やマスクなど生活用品の企画、製造、販売事業に取り組んでいます。2022年1月時点で従業員数は5379人。

 アイリスオーヤマによると、グループ会社の従業員が運転する社用車が、栃木県の信号のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしていたところ、一時停止をせずに側道を通り過ぎたと説明しています。

 SNSで拡散した動画でも、同様の行為が映っており、自動車にグループ会社の「アイリスチトセ」のロゴが入っていました。横断歩道を渡る歩行者にケガはありませんでした。

 警察庁の公式サイトによると、横断歩道は歩行者優先であり、運転者には横断歩道手前での減速義務や停止義務があります。道路交通法第38条に規定されています。

 アイリスオーヤマは、道交法違反のあった6月7日当日に公式サイトで事実関係と謝罪、再発防止策を公表しました。SNS上では批判が大半ですが、一部ですばやい対応を評価する声もありました。

歩行者様に大変危険な思いをさせたことを心より深くお詫び申し上げます。

この度のグループ会社従業員の行為は、道路交通法違反であり、あってはならないことだと重く受け止めております。運転していた従業員と上長に厳重に注意を行うとともに、所内において再発防止に向けた指導を行いました。

弊社グループといたしましては本件をグループ全体に対する問題と受け止め、従業員の運転マナーと交通法規順守の教育指導方法の見直しを行い、再発防止に向けて取り組んで参ります。

アイリスオーヤマ公式サイト