目次

  1. 脆弱性が見つかった77製品と対処法
  2. 脆弱性は3パターン

 脆弱性が見つかった製品は、次の5種類77製品です。

  1. Wi-Fiルーター
  2. Wi-Fi中継機
  3. Wi-Fiアダプター
  4. FREESPOT
  5. 有線ルーター

 このうち、対策済みのファームウェアが提供されている51製品は、バッファローの公式サイトから最新のファームウェアをダウンロードしてください。残りの26製品のサポートは終了したため、バッファローは製品の使用停止を推奨しています。

 対象となる製品名は次の通りです。

対策済みファームウェアが公開されているWi-Fiルーター一覧

DWR-HP-G300NH Ver.1.84以前
HW-450HP-ZWE Ver.2.00以前
WCR-300 Ver.1.87以前
WHR-300 Ver.2.00以前
WHR-300HP Ver.2.00以前
WHR-G301N Ver.1.87以前
WHR-HP-G300N Ver.2.00以前
WHR-HP-GN Ver.1.87以前
WPL-05G300 Ver.1.88以前
WRM-D2133HP Ver.2.85以前
WRM-D2133HS Ver.2.96以前
WTR-M2133HP Ver.2.85以前
WTR-M2133HS Ver.2.96以前
WXR-1750DHP Ver.2.60以前
WXR-1750DHP2 Ver.2.60以前
WXR-1900DHP Ver.2.50以前
WXR-1900DHP2 Ver.2.59以前
WXR-1900DHP3 Ver.2.63以前
WXR-5950AX12 Ver.3.40以前
WXR-6000AX12B Ver.3.40以前
WXR-6000AX12S Ver.3.40以前
WZR-300HP Ver.2.00以前
WZR-450HP Ver.2.00以前
WZR-450HP-CWT Ver.2.00以前
WZR-450HP-UB Ver.2.00以前
WZR-600DHP Ver.2.00以前
WZR-600DHP2 Ver.1.15以前
WZR-600DHP3 Ver.2.19以前
WZR-S600DHP Ver.2.19以前
WZR-900DHP Ver.1.15以前
WZR-900DHP2 Ver.2.19以前
WZR-S900DHP Ver.2.19以前
WZR-D1100H Ver.2.00以前
WZR-1166DHP Ver.2.18以前
WZR-1166DHP2 Ver.2.18以前
WZR-1750DHP Ver.2.30以前
WZR-1750DHP2 Ver.2.31以前
WZR-S1750DHP Ver.2.32以前
WZR-HP-AG300H Ver.1.76以前
WZR-HP-G300NH Ver.1.84以前
WZR-HP-G301NH Ver.1.84以前
WZR-HP-G302H Ver.1.86以前
WZR-HP-G450H Ver.1.90以前

サポートが終了し、使用停止が推奨されているWi-Fiルーター

DWR-PG
WER-A54G54
WER-AG54
WER-AM54G54
WER-AMG54
WHR-AM54G54
WHR-AMG54
WHR-AMPG
WHR-G
WHR-G54S
WHR-G54S-NI
WHR-G300N
WHR-HP-AMPG
WHR-HP-G
WHR-HP-G54
WS024BF
WS024BF-NW
WZR-AGL300NH
WZR-AMPG144NH
WZR-AMPG300NH
WZR-G144N
WZR-G144NH
WZR2-G108
WZR2-G300N

対策済みファームウェアが公開されているWi-Fi中継機

WEM-1266  Ver.2.85以前
WEM-1266WP  Ver.2.85以前

対策済みファームウェアが公開されているWi-Fiアダプター

WLAE-AG300N  Ver.1.86以前

使用停止が推奨されているWi-Fiアダプター

WLI-H4-D600
WLI-TX4-AG300N

対策済みファームウェアが公開されているFREESPOT

FS-600DHP ファームウェア Ver.3.40以前
FS-G300N ファームウェア Ver.3.14以前
FS-HP-G300N ファームウェア Ver.3.33以前
FS-R600DHP ファームウェア Ver.3.40以前

 ただし、FS-HP-G300Nのみ、バッファローの公式サイトから問い合わせが必要です。

対策済みファームウェアが公開されている有線ルーター

BHR-4GRV ファームウェア Ver.2.00以前

 77製品は、以下の3つの脆弱性のいずれかに当てはまります。

ドキュメント化されていないデバッグ機能を有効化される問題 (CWE-912) - CVE-2022-39044

 ログインしたユーザーによってデバッグ機能にアクセスされ、当該商品上で任意のOSコマンドが実⾏される脆弱性です。

ハードコードされた認証情報の使⽤ (CWE-798) - CVE-2022-34840

 隣接するネットワーク上の第三者により製品の設定を変更される脆弱性です。

認証回避 (CWE-288) - CVE-2022-40966

 隣接するネットワーク上の第三者により認証を回避され、不正にアクセスされる脆弱性です。