目次

  1. 従業員と家族同様に過ごす
  2. 従業員育成へマニュアルづくり
  3. POSシステムの開発に着手
  4. データ活用でリピート率を重視
  5. 事業報告や議事録を従業員に公開
  6. 大震災でも守った雇用
  7. 残業時間を正確に算出
  8. 21期連続の増収を達成
  9. お手本とされる会社を作りたい

 オオクシは大串さんの父が1964年、千葉市で構えた1軒の理容店として始めました。当時は中学を卒業したばかりの従業員5~6人が住み込みで働いていたそうです。

 大串さんは物心ついたころには従業員と一緒にご飯を食べ、兄弟のように遊んでもらいました。家族旅行はいつも従業員と一緒でした。

 警察官にあこがれ、小中学校で剣道を、高校に入ってからは空手を始めました。大会でもたびたび入賞するほどでしたが、高校3年生になると進路に悩み始め、母親の勧めで千葉市内の理美容師専門学校に通います。

 専門学校を出た後、東京と千葉のヘアサロンで働く中で「自分はお手本とされるような立派な会社を作りたい。理美容業界でずっと頑張っていこう」という決意が生まれました。

 高校時代の恩師の「自分なりの具体的な目標を持って努力した方がいい」という言葉も原動力となり、大串さんは「いつか自分の力で10店舗を抱える会社を経営したい」という目標を持ちます。

オオクシが構える店舗(以降の写真はすべて同社提供)

 24歳となった1992年、大串さんは家業に入社。いちスタッフとして働きました。ただ当時は継ぐことを具体的に考えていたわけではなく「まずは5年頑張ろう」という気持ちでした。

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