東関東自動車道の四街道-成田間、7月3日から最高速度120kmへ
東関東自動車道の千葉県内にある四街道IC-成田JCT間で、2023年7月3日15時から最高速度を110kmから120kmに引き上げます。千葉県警が発表しました。高速道路の一部で、警察庁が速度規制の見直しを進めており、東関東自動車道もその一環です。
東関東自動車道の千葉県内にある四街道IC-成田JCT間で、2023年7月3日15時から最高速度を110kmから120kmに引き上げます。千葉県警が発表しました。高速道路の一部で、警察庁が速度規制の見直しを進めており、東関東自動車道もその一環です。
東関東道は外環道の高谷JCT(千葉県市川市)から北関東道の茨城町JCTまでを結ぶ高速道路です。当初は「新空港自動車道」として開通しましたが、1979年に「東関東自動車道」に名称変更されました。
順次延伸を続けており、国土交通省は残る潮来-鉾田間の30.9kmについて2024~2025年度開通見込みと説明しています。
今回、東関東自動車道のなかで、最高速度を120kmとなるのは、四街道IC-成田JCT間の上り線約20kmと下り線約18・5kmで、いずれも片側3車線です。
規制速度の変更は2023年7月3日15時からを予定しています。ただし、千葉県警によると、天候などにより、開始日時は変更となる可能性があるので、確認してから走行してください。
高速道路で法定の最高速度が100㎞となっている車両が対象です。
大型貨物自動車、大型特殊自動車、特定中型貨物自動車・三輪の自動車・けん引車は対象外です。
千葉県警は公式サイトで「最高速度が120㎞に引き上げられますが、必ずしも120kmで走行しなければならないということではありません」として、交通状況や自己の運転技能、健康状態、天候などに応じた安全な速度で走行するよう呼び掛けています。
高速道路の最高速度は道路交通法施行令で定められており、今後も高速道路のほとんどの区間の最高速度は現行の通りです。
警察庁は2017年度から東北道と新東名で最高速度を120kmへ上げていく試行をしており、事故率に大きな変化はないことを確認したといいます。
最高速度を120kmに引き上げる速度規制の見直しは、道路の設計速度に加え、実際に交通している車の速度や事故率の低さなどを加味して決めたといいます。
速度規制の見直しはすでに、東北自動車道の岩槻IC-佐野藤岡IC間や、新東名高速道路の御殿場JCT-浜松いなさJCT間で実施されています。
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